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Streaming+(ストリーミングプラス)は、株式会社イープラスが提供しているPC・スマホで楽しめるチケット制のライブ配信サービスです。
株式会社イープラスは、チケット販売プラットフォーム・イベント事業・メディア展開など、エンタメ業界におけるさまざまな分野で活躍しており、エンタメ業界で注目されている企業の1つです。
そんな株式会社イープラスが2020年5月に開始した有料チケット制のライブ配信プラットフォームがストリーミングプラスです。
ストリーミングプラスは有料チケット制のライブ配信プラットフォームです。
他社が提供している同様のサービスとしてはPIA LIVE STREAMなどが有名です。ストリーミングプラスはPIA LIVE STREAMに比べると後発のサービスですが、ストリーミングプラスにしかない特徴・メリットがあるなど、多くのユーザーから支持されています。
まず、ストリーミングプラスの特徴についてご紹介します。
ストリーミングプラスは、大手チケット販売プラットフォームを運営していることもあってさまざまな分野のライブが配信されています。
有名アーティストの音楽ライブはもちろん、劇団☆新幹線など人気劇団の演劇や歌舞伎・落語・トークショーなど、そのジャンルは多岐にわたります。1つのプラットフォームでここまで多くのジャンルを取り扱っているライブ配信サービスは、ストリーミングプラスのみと言えるでしょう。
ストリーミングプラスは、多くのユーザーにとって興味・関心のあるジャンルが見つかるライブ配信プラットフォームとして、視聴者だけでなくパフォーマーにも今注目されています。
ストリーミングプラスのようなライブ配信プラットフォームは、その性質上インターネットに接続されているモバイル端末での視聴が前提となります。ストリーミングプラスも例にもれず、基本的にはPC・スマートフォンでの視聴が前提のサービスではあります。
しかし、「テレビの大画面でライブを視聴したい!」といったユーザーの声に応える形で、公式からテレビでの視聴方法について言及されています。ライブ配信は映像・音声がリアルタイムで視聴できることが重要なため、公式からは遅延の少ない有線接続での視聴が推奨されています。
どのような形であれ、ライブ配信がテレビの大画面で視聴できることはユーザーにとって非常にありがたいですね。
ストリーミングプラスのユーザーの声として口コミ・評価でよく見かけるのが「画質・音質が良い!」ということです。これは、ストリーミングプラスがアーティストと協力して様々な新しい試みを取り入れるなどして、配信するライブのクオリティに力を入れているからだと言われています。
限りなく実際のライブに近い音質でのライブ配信が楽しめる点は、ストリーミングプラスが多くのユーザーに選ばれる理由の1つです。
ストリーミングプラスでは、ライブ配信を見逃したユーザーやリアルタイムでの視聴が難しいユーザーのために、アーカイブ配信にも力を入れています。
すべてのライブでアーカイブ配信がされているわけではありませんが、アーカイブ配信対応のライブは配信期間中であればチケットを購入すれば何度でも視聴が可能です。リアルタイムでライブを視聴していたユーザーも、期間中であればアーカイブ配信の視聴が可能な点もありがたいところです。
ストリーミングプラスは基本的にはPC・スマートフォンのようにインターネットに接続しているモバイル機器での閲覧を前提としています。
しかし、「せっかくの高画質・高音質のライブだし、テレビの大画面で見たい!」という人も少なくないでしょう。
ストリーミングプラスでは、「ミラーリング機能を使用してテレビ画面での視聴が可能」と公式から発表されています。ミラーリングは、使用しているテレビやモバイル機器によって方法が違うため注意が必要です。
ストリーミングプラスの配信をテレビで見るためにはいくつかの方法がありますが、有線接続での視聴が推奨されています。
有線接続とは、インターネットに接続されているPCやスマートフォンとテレビをHDMIケーブルで接続することで、映像・音声をテレビから出力する方法です。無線接続が推奨されていない理由としては、無線通信の場合は映像や音声の遅延が発生する可能性が高くなるため、ライブ配信という性質上不向きであることが挙げられます。
自宅にAppleTVがあり、使用しているモバイル端末がiPhoneやiPadの場合、双方を使った無線接続でストリーミングプラスの配信をテレビで視聴することが可能です。
Apple製のモバイル端末には、ビデオや音楽の再生時にアイコンをタップするだけで簡単にそのほかのApple製の端末で映像や音楽を視聴できる『AirPlay』という機能があります。この機能をストリーミングプラス視聴時に利用することで、誰でも簡単にテレビでライブ配信が視聴できるようになります。
注意する点としては、無線通信は安定した視聴が保証されていない点や、そもそもApple製のモバイル端末を使用しているユーザーしか使用できない点です。しかし、iPhone・iPadとApple TVを持っている人であれば無料で試せる視聴方法ですので、双方を持っている人は一度試してみてはいかがでしょうか。
Fire TV StickはAmazonが販売している通信デバイスで、Fire TV StickをテレビのHDMI端子と自宅のWi-Fiに接続するだけで各種動画配信サービスがインターネットを通して視聴できるようになるものです。
Fire TV Stickは、内蔵の各種アプリを利用することでテレビでの動画視聴を可能にするデバイスです。残念ながら、ストリーミングプラスのアプリは現時点(2020年5月)では内蔵されていないため、YouTubeやHulu・AmazonPrimeVideoのようにFire TV Stickを接続するだけで簡単にストリーミングプラスを視聴できるわけではありません。
Fire TV Stickを利用してストリーミングプラスをテレビで視聴する場合は、Fire TV Stickの検索機能から『ブラウザ』を検索し、『FireFox』をダウンロードする必要があります。FireFoxを起動することで、ストリーミングプラスの公式Webサイトからライブ配信の視聴が可能になります。
ただし、こちらは公式から推奨されている閲覧方法ではないため、予期しない不具合や映像の乱れなどが起こる可能性がある点は注意が必要です。
回線状況や同時接続数などの影響で、映像・音声の遅延や再生が止まってしまうというケースは、ライブ配信にはある種、付き物であると言えます。
この遅延や再生が止まる要因の1つとして、使用しているモバイル機器の通信速度が考えられます。通信速度は環境によるものですので、その場で直ちに改善することは難しいです。そのため、あらかじめ不具合が起こった際の対処方法を確認しておきましょう。
画質・音質のクオリティが評価されているストリーミングプラスですので、できるだけ高画質でライブ配信を見たいと思う方も多いでしょう。
しかし、高画質にこだるあまり、遅延が生じたり、読み込みに時間がかかって再生がときどき止まってしまったりすると、せっかくのライブ配信が台無しです。
通信速度が遅い回線を利用している場合や、混雑によって遅延などの症状が出る場合は、画質を高画質の1080pから720p以下に下げるなどの対処が必要となります。あらかじめ現在の設定と画質の変更方法を確認しておき、スムーズなライブ鑑賞を楽しめるようにしておきましょう。
ストリーミングプラスでは、アーカイブ配信を除くライブ配信視聴時に、ユーザー同士でコミュニケーションが取れるチャット機能が実装されています。
事前にアイコンやユーザーネームを設定しておくことで、リアルタイムでライブを見ながらほかのユーザーと会話ができる機能とあって、ライブ会場ならではの一体感に近い感覚を得られると人気の機能の1つです。
しかし、せっかくの機能ではありますが、このチャット機能も送受信するデータ量が増えてしまう要因の1つではあります。そのため、ライブ配信自体に影響が出るようであれば、機能に制限をかけることで回線にかかっている負担を減らすことも考えましょう。
ストリーミングプラスはライブを高画質・高音質で配信するサービスのため、通信量も相当なものになります。そのため、推奨環境に『動画視聴には高速で安定したインターネット回線が必要です』と記載されています。
そのほかにも『使用していない端末のWi-Fiをオフにする、ルーターとの間に障害となる物を置かないなどの工夫』が推奨されています。ストリーミングプラス視聴時に前述の方法を試しても視聴環境が改善されない場合は、このように物理的に障害となっているものを排除する方法も試してみましょう。
前述の方法を試しても遅延や再生が止まる症状が頻発するようであれば、一度リロードしてしまうのも一つの方法です。
同時接続数が多く回線が混雑している時など、接続し直すことで接続状況が改善する場合もあるそうですので、ほかに取り得る手段がない場合は試してみましょう。
Streaming+(ストリーミングプラス)は、ミュージシャンのライブだけでなく、演劇や落語・トークライブなど多岐に渡るジャンルのライブが配信されています。高いクオリティでさまざまなジャンルのライブが視聴でき、アーカイブ配信で見逃したライブも視聴できる点は、ユーザーにとって魅力的です。
また、チケット販売を手掛けるイープラスが提供しているため、チケット購入からライブ視聴までの手続きが一括でできる点も人気の理由の1つです。チケット代金以外に0~220円程度の手数料が必要となりますが、チケット購入からライブ視聴までのフローがわかりやすく整備されている点を考えると、納得の金額ではないでしょうか。
今回は、そんなストリーミングプラスの特徴や視聴方法・困ったときの対処法などについてご紹介しました。
まだ試したことがない人は、一度ストリーミングプラスの公式Webサイトでお気に入りアーティストのライブを探してみてはいかがでしょうか。
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