目次
YouTubeの動画で撮影代行を利用して制作することには多くのメリットがあります。具体的には以下の6つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
撮影代行を利用すれば、自分で高価な機材を揃えなくても動画を撮影できるメリットがあります。
そもそも、YouTubeに高画質・高音質な動画を投稿するためには、性能のよいカメラとマイクが必要です。撮影環境によっては照明器具なども必要となってきます。すべて用意すると、総額はそれなりのものになるでしょう。
しかし、撮影代行を利用すれば、基本的に自分で機材を用意する必要はありません。機材はプロの自前のものや、撮影スタジオに用意されているものが使われます。屋外の撮影では機材の運搬費用がかかるケースもありますが、自分で用意するよりもコスパはよいでしょう。事前準備の手間と費用を安く済ませることができるのが、撮影代行の大きなメリットです。
撮影代行を利用すれば、プロのテクニックで動画撮影を行えるのも大きな魅力です。素人でも最初からクオリティの高い動画を投稿することが可能になります。
具体的には、出演者(依頼主)にとって一番映える照明の位置や構図に調整してくれます。さながらテレビタレントのような気分を味わえることでしょう。動画のクオリティが高ければ、早くから再生回数やチャンネル登録者数の増加が見込めます。動画投稿ですぐに結果を出したいときに、撮影代行は欠かせない存在といえます。
撮影代行を利用すれば、自分の企画や動画内容について客観的な意見をもらえます。事前に改善点を教えてもらうことができれば、クオリティ向上につながるため「やっぱり、こうしておけばよかった」という後悔をしなくても済むでしょう。
また、客観的な意見を取り入れることは、動画投稿後のトラブルを未然に防ぐ意味合いもあります。昨今では、人気YouTuberでも1本の動画がキッカケで炎上することが多々あります。事前に内容が不適切ではないか確認することは、動画投稿をするうえで欠かせない作業です。自分では問題ないと思っていても、周囲から見ればそうではない内容もあります。
動画のクオリティ向上とリスク回避のためにも、撮影代行を利用して多角的な意見をもらいましょう。
昨今ではYouTubeに特化した撮影代行会社が増えています。各会社によって特色があり、自分の目的にマッチしたところを選ぶことができるのもメリットといえます。
例えば、芸人のように面白いネタを撮影して投稿したいとしましょう。この場合はエンターテイメントに特化した制作会社に依頼することで、ネタが活きるカメラワークなどを実現してくれます。また、ビジネスやライフスタイル系の動画であれば、発信する情報の雰囲気に応じたスタジオを提案してくれたりなどします。
各分野に詳しいプロと一緒に動画を制作することで、必然的にクオリティの向上につながることでしょう。
撮影代行の依頼先によっては、YouTubeのチャンネル運用のノウハウを提供してくれます。
YouTubeに特化した制作会社では多くのノウハウが蓄積されており、どうしたらチャンネルが伸びるのかを理論的に説明してくれます。人の目を引くサムネイルの作り方や動画タイトルの付け方など、動画の内容以外の面でさまざまなフォローをしてくれます。まったく知識のない初心者でも、万全の態勢でYouTuberとしての活動ができるようになるわけです。
撮影と一緒にチャンネル運用の助けも欲しい方は、撮影代行を利用してプロの意見をもらってみましょう。
最後に大きなメリットとして挙げられるのが、動画投稿のモチベーションを保てることです。
動画投稿は、最初は楽しくても徐々にやる気が低下していくことも多いです。そこに一緒に動画を作ってくれる仲間が増えれば、自然とモチベーションが高まり継続的に動画投稿が行えることでしょう。撮影代行を依頼した相手と仲を深めれば、動画に関する相談なども行いやすいです。チャンネル登録者数が増えれば、一緒になって喜んでくれることもあるでしょう。
一緒に動画制作をする仲間が欲しいと考えている人は、撮影代行をキッカケに信頼できる相手を探してみてください。
YouTubeの撮影代行の依頼先として、次の2つがあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
まずは、動画制作会社に依頼する方法です。動画制作会社では、撮影だけでなく、企画や編集まで一手に依頼できることが多いです。また、機材の質が高く、スタッフの人数が多かったり、スタジオが用意されていたりするため、クオリティの高い動画を制作できるでしょう。
しかし、依頼料は後述するフリーランスより高くなります。
個人で撮影代行を請け負っている場合もあります。フリーランス・個人に依頼する場合は、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスで募集するか、ココナラなどのスキルマーケットで探しましょう。
フリーランスに依頼するメリットとして、制作会社に依頼するよりも費用が安く抑えられる点が挙げられます。また、納期や技術的に可能かどうかもすべて一人で決定できるため、連絡がスムーズにいきやすい点もメリットです。
しかし、実績がわかりづらく信頼度が低い点、体調不良などの予期せぬ事態で納期が遅れやすい、撮影当日に連絡が取れなくなってしまうリスクがあるなどの点はデメリットといえます。
撮影代行のメリットを解説しましたが、気になるのはやはり料金です。撮影代行の相場はどのようになっているのか、詳しく解説していきます。
撮影代行の基本料金の相場は、おおむね以下のとおりです。
詳細な金額は依頼先によって異なりますが、制作会社に依頼する場合は50,000~300,000円前後、フリーランスに依頼する場合は10,000~80,000程度が相場になります。動画の加工と編集もあわせて依頼するとなると、100,000円を超えることも珍しくありません。予算が少ない方は撮影だけ代行してもらい、編集だけは自分で行うとよいでしょう。
制作会社によっては、無料見積もりを行ってくれる会社もあります。撮影代行を検討している人は、気になる制作会社に問い合わせてみてください。
撮影代行では、基本料金のほかに追加料金がかかる場合があります。特に多いのは以下の3つの料金です。
それぞれ詳しく解説していきます。
交通費は、依頼したカメラマンが遠方にお住まいだったり、屋外撮影などで長距離移動を行ったりする場合に必要です。また、機材が多いと運搬費用も含まれることがあります。
交通費は誰が負担するかで揉め事になることもあるため、報酬の交渉時に確認しておきましょう。
撮影する場所によっても費用がかかるケースがあります。撮影のためにスタジオを借りると、当然、利用料金が必要になります。数日にわたる大がかりな撮影をするときは、見積りを出しておくことを忘れないようにしましょう。
スタジオだけではなく、特殊な環境下でも費用が必要です。例えば、登山を行って山頂で撮影したいといった場合です。登山では専用装備が必要となるため、経費は依頼主が負担することになります。ほかにも、特殊な状況下では必要に応じて費用がかかると思ってください。予算が少ない方は、屋内だけで完結できる動画を依頼するとよいでしょう。
依頼内容・依頼先によっては、使用する機材によって追加料金が必要になる場合があります。特に、4K機材やドローン空撮、照明が多く必要なケースでは、機材費用がかかることが多いです。
また、多くの会社では、音響機材を使う場合にも追加料金が必要になります。
撮影代行会社にキャスティングまで依頼すると、費用はさらにかかります。例えば、商材のプロモーションのために、タレントやモデルを起用したい場合です。
まず、キャスティングの代行料金とキャストへの出演料を含めた額が費用として請求されます。さらに、キャストへのメイク・ヘアメイクの料金が加算されます。動画の内容によっては、衣装代も含まれることでしょう。
ビジネス用の動画を計画している方は、大きな予算が必要であることを前もって想定しておいてください。
では、実際に制作会社にYouTubeの撮影代行を依頼するにはどのようにすればいいのでしょうか。詳しく解説していきます。
制作会社に撮影代行を依頼する場合、直接問い合わせるのが最も確実な方法です。各制作会社のホームページに記載されている、連絡フォーム・メールアドレス・電話番号などから問い合わせ可能です。制作会社によっては個人依頼を引き受けていない場合があるため、事前に注意事項がないか確認しておきましょう。
問い合わせる際は、最初にYouTubeの撮影代行を依頼したいことを伝え、予算やスケジュール・撮影したい企画の内容を用意しておくとスムーズに案内してもらえます。
もし、打ち合わせで不明なことがあれば、すぐに担当者に確認しましょう。疑問を抱えたまま話が進むと、あとから思わぬトラブルになることもあります。詳細を確認して、自分が納得できる制作会社に依頼するようにしてください。
依頼したい制作会社が見つからないときは、撮影スタジオに問い合わせてみるのもよいでしょう。撮影スタジオは提携している制作会社があるなど、プロとコネクションをもっていることが多いです。撮影スタジオに専属のカメラマンがいることもあります。
問い合わせるときは、制作会社と同じく、各スタジオのホームページなどから連絡先を調べてください。利用したいスタジオがあるなら、下見のついでに直接足を運んでみるのもよいでしょう。人気スタジオであれば、ほかにもYouTube動画を撮影している人もおり思わぬ人脈につながることもあります。
注意点としては、スタジオによって飲食禁止・火気厳禁などのルールがあるため、自分が撮影したい企画に応じて問い合わせ先を変える必要があることです。確認を怠ると、あとから予定していた企画が撮影できないというトラブルにつながります。
フリーランス・個人のカメラマンやクリエイターにYouTubeの撮影代行を依頼するには、主に以下の方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず基本的な方法として挙げられるのが、カメラマンやクリエイターの個人Webサイトからコンタクトを取る方法です。個人依頼を受け付けている人であれば、メールフォームを開設していたり、連絡用のメールアドレスを掲載していたりします。
撮影代行を依頼したいと思うような人がいれば、まずは連絡を取ってみましょう。なかには、個人からの依頼は引き受けていない場合があるため、サイト内の注意事項にはしっかり目を通すようにしてください。
連絡を取る際には、なるべく撮影したいと考えている企画の内容、希望予算などを細かく伝えましょう。最初から詳細を記載することで、依頼された側も話をスムーズに進めやすくなります。ビジネスマナーを守ったうえで、わかりやすい依頼文を送るように心がけましょう。
特に依頼したい相手がいない場合は、クラウドソーシングを利用するのも手です。
クラウドソーシングとは、オンライン上で企業や個人間の仕事の受発注を行えるサービスです。クラウドソーシング経由で依頼を引き受けてくれる相手を募れば、応募者の中から気に入った相手に依頼することができます。また、クラウドソーシングでは、事前に予算と仕事内容を掲載できるため、条件に納得した人を集められるメリットがあります。あとから条件に関するトラブルが起きるリスクを減らせるため、交渉が苦手な人でも安心です。
予算が少ない人、企画に共感してくれる人と動画を作りたいときはクラウドソーシングを利用してみてください。
TwitterやInstagramなどのSNSから直接依頼をする方法もあります。
昨今では、人気カメラマンやクリエイターは個人Webサイトの代わりにSNS運用を行っています。プロフィール欄に依頼についての詳細を掲載している人もいるため、確認してみましょう。
特に記載がない場合は、SNS内のDMなどで問い合わせてみてください。SNSはデリケートな空間でもあるため、文面はくれぐれも失礼のない内容を心がけましょう。多くのフォロワーを抱えている人は、個別に返信していない可能性もあります。返信がない場合は依頼を受け付けていないと判断し、必要以上の連絡を送るのは控えてください。
依頼するときは、マナーを守ったうえで互いに気持ちのよい取引になるように努力しましょう。
スムーズな撮影やトラブル回避のために、YouTube動画撮影を依頼する前に次の4点を決めておきましょう。
それぞれ詳しく解説してきます。
動画の目的が定まっていないと、制作会社は動画の方向性が決められません。例えば、インパクトのある動画を撮影して企業の認知度を高めたい、商品の魅力を伝えて購入を促したいなど、動画の方向性を決めておきましょう。
動画の内容や企画の趣旨も事前に決めておく必要があります。例えば、同じグルメ動画を撮影するにしても、演者のリアクションをメインに撮影したいのか、食べ物をメインに撮影したいのかによって撮り方が変わってきます。思ったとおりの動画を作るには、動画の内容や企画も事前に設定し、制作会社に伝えておきましょう。
動画撮影費用は、機材やスタッフの人数、動画の長さなどによって変化します。予算は機材選定やスタッフ選定の基準にもなるので、必ず事前に設定しておきましょう。
撮影だけでなく、編集まで依頼する場合は、納期についてもしっかり考えておきましょう。依頼前に、納期を考えず制作会社にお任せにしてしまうと、公開予定日に間に合わなくなってしまう可能性があります。制作会社の体制によって、要望通りの納期に間に合わせるのは難しいかもしれませんが、ある程度の希望納期を決めておいて、制作会社と相談しながら調整しましょう。
YouTubeの動画撮影を依頼できるおすすめの制作会社は、次の10社です。
料金 | 撮影のみ:要問い合わせ 撮影・編集単発プラン:18万〜 撮影・編集パッケージプラン:30万〜(2本制作) |
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所在地 | 東京都世田谷区北沢2-27-9 2F |
お問い合わせ | 無料相談・お問い合わせ |
弊社が運営する動画制作サービス・Mチーム(MTEAM)では、YouTube、その他の撮影代行を含む動画制作に必要な工程すべてに対応しています。企画・戦略、撮影、編集、レポーティングまで、ディレクターに要望を伝えれば、あとは丸投げでOKなので、動画制作に関する知識やノウハウがなくても安心です。
料金 | 要問い合わせ |
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所在地 | 大阪本社:大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F |
株式会社Glad CubeのYouTube動画編集プランには、撮影代行も含まれています。また、必要に応じてキャスティング手配も対応可能です。実績とノウハウが豊富な会社で、Google Premier Partner Awardsにおいて「動画広告部門」第1位を受賞したこともあります。
料金 | 要問い合わせ |
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所在地 | 大阪市中央区高麗橋2-2-7 東栄ビル 4F |
BEASTER株式会社は、Webマーケティングに強い動画制作会社です。動画撮影だけでなく、キャスティングや編集、脚本制作など、幅広い業務に対応しています。また、撮影代行プランにも、スタジオ撮影、野外撮影、プロ撮影などさまざまなプランがあります。
料金 | カメラマン手配:1人50,000円~ 音声、スタッフ手配:1人40,000円~ ディレクター手配:1人70,000円~ |
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所在地 | 東京都品川区西大井1-1-2 ジェイタワー西大井イースト209号 |
株式会社フロンティアチャンネルは、300社以上の制作実績をもつ動画制作会社です。撮影のみの依頼も可能で「カメラマン何人、音声スタッフ何人」のように、細かく依頼内容をカスタムできる点が特徴です。
料金 | 撮影:40,000円~ |
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所在地 | 玉川オフィス:東京都世田谷区玉川3-20-2 マノア玉川第3ビル501 神保町オフィス:東京都千代田区神田神保町1-7-11 日本文芸社ビル 6F 熊本オフィス:熊本市中央区草葉町2-32 ウェルブライト上通り30E号室 |
サイトエンジン株式会社では、企画、ディレクション、撮影、編集など動画制作に関わる幅広い工程に対応しています。SNS運用代行や広告運用を含めた一気通貫の依頼も可能です。また、CGアニメーションやナレーション、モデル使用にも対応しているため、あらゆる動画の制作を依頼できます。
料金 | YouTubeコンテンツ単発依頼プラン(撮影・編集加工×1):1本253,000円~ |
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所在地 | 東京都品川区南品川4-4-17 品川サウスタワー |
スナップレイスは、1万人以上在籍している現役YouTuberが、企画、動画撮影、編集、投稿、分析を代行するサービスです。魅力的にみせるコツなどを熟知している現役YouTuberが担当するため、YouTube動画撮影も安心して任せられます。特に指定がない場合は、ロケーションから小物まで、費用内で用意してもらえます。
料金 | 要問い合わせ |
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所在地 | 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル 6F |
株式会社ボーダーレスは、2007年の設立以来動画制作を続けている実績豊富な動画制作会社です。防音のMAルームや4K対応の編集マシンなど、機材も充実しています。
料金 | 要問い合わせ |
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所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 13F |
株式会社CACTASは、動画の企画から撮影、編集、分析までをワンストップで対応している動画制作会社です。キリンやリクルートなどの大手企業の制作実績もあり、クオリティも期待できます。全国47都道府県にクリエイターが在籍しており、どこでも撮影対応可能な点も魅力です。
撮影代行を利用するメリット、プロに動画撮影を依頼する方法を解説してきました。クオリティの高い動画を制作するためには、高価な機材とプロ並のテクニックが必要不可欠です。自力で学んでいくには、時間が足りないという方も多いことでしょう。
しかし、撮影代行を利用すれば誰でもクオリティの高い動画を作ることができます。これから本格的に動画投稿を行っていきたい方は、ぜひ利用してみてください。
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