COLUMNコラム
Youtube再生回数のランキングをつける
動画マーケティング

【2025年最新】YouTubeチャンネル再生回数ランキング!日本は?世界は?

今回は、YouTubeの日本・世界トップ10圏内にいるチャンネルを独自分析します!
ランキング検証、さらには人気YouTuberになるためにチャレンジできることをまとめました。
動画配信にチャレンジしたけれど伸び悩んでいる方、これから頑張ろうと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

どんな動画が伸びてる?

ソファーでYoutubeを見る女性

人気ジャンルは日本・世界共にやはりエンターテイメント!そして、キッズ・音楽系がランキングを占めています。さらに日本と世界それぞれの特徴を比較すると、日本ランキングではエンターテイメント系がトップ10内の6割を占めています。

一方、世界ランキングはエンターテイメントとキッズがそれぞれ4割・音楽が1割・スポーツが1割でした。スポーツジャンルがランクインしているのは珍しいですね。日本でスポーツジャンルはほとんどランクインしないため、日本と世界の傾向の違いが垣間見えます。2025年1月時点の詳しいランキングを表にしましたのでご覧ください。

YouTube総再生回数ランキング〜日本編〜

動画を撮影するYouTuber

まずは、日本の総再生回数ランキングをチェックしていきましょう。

日本TOP10

順位 チャンネル名 総再生回数
1 ISSEI / いっせい 367億2884万2191回
2 Sagawa / さがわ 281億6407万6130回
3 Junya.じゅんや 232億6400万7217回
4 Saito 231億6943万1619回
5 Fischer’s-フィッシャーズ- 192億9912万3593回
6 Bayashi TV 190億7033万755回
7 HAYATAKU はやたく 185億7176万7503回
8 Spider-VAMBI 148億4828万7488回
9 東海オンエア 145億1124万7320回
10 HikakinTV 131億8898万5143回

現在のランキングでは、HikakinTV(ヒカキン)、Fischer’s-フィッシャーズ-、はじめしゃちょー(hajime)などの有名YouTuberが引き続きトップに位置しています。

一方で、ショート動画の人気が急上昇しており、JunyaやBayashi TVのようなショート動画を中心に展開するチャンネルが大きな再生回数を稼いでいます。

このような短い尺の動画は、一目で楽しめる内容とテンポの良さが特徴で、視聴者を飽きさせず、新しいファン層を取り込んでいることがわかります。これにより、長年活動しているチャンネルと新たに台頭するショート動画チャンネルが混在する、多様なランキングとなっています。

YouTube総再生回数ランキング〜世界編〜

動画を撮影する外国人YouTuber女性

続いては、世界の総再生回数ランキングです。日本との違いがあるのかも見どころの一つです。

世界TOP10

順位 チャンネル名 総再生回数
1 T-Series 2790億回
2 Cocomelon – Nursery Rhymes 1940億回
3 SET India 1730億回
4 Sony SAB 1230億回
5 Kids Diana Show 1090億回
6 Like Nastya 1080億回
7 Vlad and Niki 984億回
8 Zee TV 970億回
9 T-Series Bhakti Sagar 369億回
10 LooLoo Kids – Nursery Rhymes and Children’s Songs 368億回

2025年のYouTube世界ランキングでは、インド勢の台頭が目立ちます。ランキング上位には「T-Series」や「SET India」など、音楽やエンターテインメントを中心としたインドのチャンネルがランクインし、投稿頻度や人口規模が再生回数を押し上げる要因となっています。

また、英語圏の「Cocomelon」や「Like Nastya」のようなキッズ向けチャンネルも高い人気を誇っています。これらのチャンネルは、教育要素や親子で楽しめるコンテンツを武器に多くの視聴者を獲得しています。

うらやましい!人気YouTuberになるには?

隣の人気Youtuberを妬ましそうに見る女性

登録者や再生回数の増加で広告収入を得られることをご存じかと思います。それを知ると「自分も人気YouTuberになりたい!」と思う方もいるでしょう。

しかし、どうすれば人気YouTuberになれるのか、その方法を知らない方がほとんどです。そこで今回は、総再生回数トップ10に入っているジャンルについて、なぜ人気を集めているのか分析しました。以下よりその結果をシェアしますので、ぜひ参考にしてください。

どうして人気なのか?トップ10ランキング内のジャンルについて考えてみた

YouTubeのトップチャンネルを見ると、世界中の視聴者に受け入れられているジャンルがいくつか共通していることがわかります。その中でも特に、エンターテイメント、キッズ向けコンテンツ、音楽の3つのジャンルが突出しており、これらのチャンネルが圧倒的な再生回数を誇る理由を考えてみます。

エンターテイメント

世界中で受け入れられているジャンルがエンターテイメントです。ちょっとしたリラックスタイムに手軽に見られるのが特徴で、お笑い番組を見る感覚でYouTubeを開く人も多いでしょう。Fischer’s-フィッシャーズ-や東海オンエアは日常を感じられる内容なので、友達感覚で視聴できます。親近感があるのもファン化につながりやすい理由ではないでしょうか。

また、以前はなかったことですが、TV番組にYouTube動画の再生回数ランキングがピックアップされるようになりました。特に、エンターテイメントジャンルが取り上げられることが多いように感じます。このことからも視聴者から受け入れられやすいジャンルであるといえます。

キッズ

子育てツールとしてもYouTubeは使用されます。子どもに静かにしていてほしい時、親はスマホでYouTubeを見せてお買い物…などよく見受けられる光景です。祖父母と同居する家族が逆に珍しいくらい、核家族が一般的になりましたので、これからもYouTubeはママのお助けツールであることは間違いないでしょう。こうして物心がつく前から動画慣れしている子どもたちは、これからずっとYouTubeと付き合っていくはずです。子どもの心をつかむと、おのずと親の関心も得ることが可能です。子どもがまた見たい!となったら教育に良くないもの以外、親はコンテンツを見せるでしょう。

また、子どもは「繰り返しが好き」という特徴があります。お子さんをお持ちの方はおわかりだと思いますが、絵本・録画番組・映画などは、たとえ同じ内容だとしても何度も繰り返し視聴される傾向があります。それと同じように、YouTube動画も気に入ってもらえたら、たとえ素人であろうともアーティスト並みにリピート再生してもらえるでしょう。

音楽

わかりきったことですが、音楽ジャンルはアーティストの公式チャンネルだけではありません。音楽が好きな一般人が、人気の曲を演奏したり歌ったりしています。

音楽ジャンルのよいところは、気に入ったら何度もリピートしてもらえることです。アーティスト・米津玄師さんのチャンネルがよい例で、不定期更新にもかかわらず、ファンからのリピート視聴により莫大な視聴回数をたたき出しています。また、エンターテイメントと同様に、音楽ジャンルもTV音楽番組で動画がピックアップされています。

登録者数ランキングと視聴回数ランキングはイコールではない

ランキングをまとめているUserLocal のデータを見比べると、登録者数が多いチャンネルが必ずしも視聴回数が多いというわけではありません。日本のランキングでは、Fischer’s-フィッシャーズ-の登録者数は10位でしたが、視聴回数は1位です。また、Junya.jyunnyaの登録者数は1位ですが、視聴回数では4位となっています。

たくさん視聴されるためには、まずはチャンネル登録してもらうところから始まりますが、最終的には内容が勝負を決めるといえるでしょう。

稼ぎたい人はフィッシャーズ戦略で再生回数を意識しよう!

リピート再生してもらうには、動画の内容が大事です。

かといって、TV番組のように完璧にする必要はありません。視聴者が不快な気持ちにならず、ほんのちょっと楽しくて役に立つ内容にしましょう。そして、TVと違う“身近な存在”であることをアピールしてください。飾らないその人らしさが「また見たい」という気持ちにさせると考えられます。

知名度をあげたいならインド戦略で登録者数を増やそう!

登録者数を意識する場合、まずはチャンネルのアピールをすることを意識しましょう。それは、露出度アップのために配信回数を増やすということです。次の項目で詳しくお伝えしますが、随時新しい情報が更新されていることで他のチャンネルに差をつけられます。

この2つに共通するポイントは、動画保存・登録してもらうための行動喚起です。人間は促されないと忘れてしまうことが多いため、してほしい行動を具体的にわかりやすくお願いしましょう。そのために、アイコンを作成するなどして、動画内でアピールしましょう。また「つぎの動画」というYouTubeからのおすすめ動画になるためにも、ハッシュタグ活用などのSEOを意識することも重要です。

日本と世界の配信頻度の違いを調べたら驚きのデータが!!

YouTuberによる「1日1投稿やめます」という宣言を聞いたことはありせんか?お笑い芸人の宮迫さんや中田敦彦さんも、わざわざ宣言するほどの1日1投稿ですが、トップ10内のそれぞれのチャンネルを開き、本当に1日に1投稿が大事なのか検証してみました。

まず気づいたことは「定期的な更新」グループと「それ以外の更新頻度」グループに分かれるということです。「それ以外の更新頻度」とは、米津玄師さんの全くの不定期更新や、インドチャンネルの桁外れの数の更新など「定期的」とはいえないものを指します。

米津玄師さんを見ると、曲の数だけ動画配信されています。新曲が出たあたりは更新が多いのですが、それ以外は更新がほとんどありません。

インドのチャンネル(SETindia)は2020年時点では、なんと1日54本も更新していました。コンテンツをたくさんアップロードして、ブルドーザー式に登録者数を伸ばして再生回数を増やしたようです。2020年11月までは読者登録者数がしばらく横ばいでしたが、12月に入り急上昇しました。最近では一日20本から25本程度更新しており、それでも圧倒的な更新頻度を保っていると分かります。

トップ10チャンネルの更新頻度データ

定期的な更新グループ それ以外の更新頻度グループ
日本の平均 世界の平均 米津玄師さん SET India SAB TV
1日0.8本 1日3.2本 不定期 1日20~25本 1日10~15本

※筆者が各チャンネルの更新頻度をカウントし、独自に割り出した1日当たりの平均配信回数(2025年1月17日時点)

YouTubeを日常的に見ている人なら、お気に入りのチャンネルが毎日更新されていたらワクワクするでしょう。ある程度有名なYouTuberでも更新を頑張っています。これから取り組みを始める人は、有名なYouTuberと同等か、それ以上の更新頻度で露出を増やすことが大事だといえます。

まとめ

RANKINGと書かれた木のブロック

最後に、ランキングをざっくりまとめてみました。

  • 視聴者から好かれているのは日本・世界共に「エンターテイメント」である
  • 日本ではスポーツジャンルがまだ少ない
  • 世界ではインドがアツイ

また、独自のランキング検証から人気YouTuberになるためにチャレンジできることは、以下の3つです。

  • ジャンルと内容、自分が提供できることの洗い出しを行い、コンセプトが決まったら配信回数を増やしてチャンネルを充実させる
  • スポーツなど、先手に出られるジャンルは他にないか、さらに深堀りする
  • マーケットは日本だけではないため、工夫次第で世界中からチャンネル登録と視聴が見込める可能性がある

YouTubeチャンネルのランキング、視聴回数をメインにお伝えしましたが、あなたの気になるチャンネルはランクインしていましたか?この記事をきっかけに、新しいチャンネルとの出会いや動画配信に興味を持っていただけたら幸いです。

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