コラム
【2024年版】YouTube Studioアプリで見るべき項目と使い方！
難しいと感じる方が多いでしょう。
「どこをどう見ていいかわからない」「外出先でも簡単な分析ができるようにしたい」
そんな悩みをもっている方におすすめのアプリがYouTube Studioアプリです。
YouTube StudioアプリではPCと同じ精度の分析が行えるため
外出先でもスマートフォンで簡単に確認可能です。
今回はYouTube Studioアプリの機能や使い方のご紹介とどこをどう見るべきかの指標もお伝えします。
YouTube Studioアプリが使えれば
スキマ時間を利用していつでもどこでも分析できるためより効率的に運営することが可能です。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
YouTube Studioとは？
YouTube Studioとは、YouTubeに投稿した動画のパフォーマンスをトラッキングし、管理するためのツールです。YouTube Studioは、YouTubeチャンネルの所有者が利用できる無料のWebアプリケーションで、YouTubeのアカウントでログインすることでアクセスできます。
YouTube Studioを使うことで、投稿した動画の視聴回数、再生時間、収益、コメント、高評価・低評価の数など、さまざまなパフォーマンス指標を把握することができます。また、動画の編集や、タイトル・説明文の編集、サムネイルの設定、動画のプライバシー設定、ライブ配信のスケジュール設定なども可能です。
YouTube Studioは、チャンネルの成長に役立つ機能も多数備えています。例えば、分析ツールを使って視聴者の属性や行動を分析し、視聴者層に合わせた戦略を立てることができます。また、自動化ツールを使って投稿時刻を最適化することで、より多くの視聴者にアクセスすることができるのです。
YouTube Studioは、YouTubeチャンネルの管理に欠かせないツールであり、YouTubeを活用したコンテンツマーケティングにおいて、重要な役割を果たします。
YouTube Studioアプリとは？
YouTube StudioアプリはGoogleが提供している無料のアプリで、YouTubeのチャンネル運営を助けてくれるアプリです。チャンネルの情報はPCから確認できますが、外出先で確認するのは面倒に思う方も多いでしょう。
対して、YouTube Studioアプリはスマートフォンから確認できるので、スキマ時間を活用できます。iOS版とAndroid版があり、スマートフォンユーザーなら誰でも使用可能です。YouTube Studioアプリは、チャンネル運営において重要なデータ分析と管理に特化しています。無料アプリにもかかわらず十分な機能が備わっており、チャンネル運営には必須といえるでしょう。
YouTube Studioアプリを使うメリット
YouTube Studioアプリは、YouTuberやコンテンツクリエイターにとって非常に有用なツールです。ここでは、YouTube Studioアプリを使うメリットについてご説明します。
動画の編集とアップロードが簡単にできる
YouTube Studioアプリを使うことで、スマートフォンから簡単に動画を編集してアップロードできます。また、動画のサムネイルやタイトル、説明文を編集することも可能です。
動画のパフォーマンスをリアルタイムで確認できる
YouTube Studioアプリでは、動画の再生回数や高評価数、低評価数などのパフォーマンスをリアルタイムで確認することができます。視聴者の地域や年齢層、性別などのデータも確認できるのです。
コメントの管理が容易になる
YouTube Studioアプリを使うことで、コメントの管理が容易になります。コメントの返信や、不適切なコメントの削除を行うとよいでしょう。
収益化の状況を確認できる
YouTube Studioアプリでは、広告収益やチャンネルメンバーシップ、Super Chatなどの収益化に関する情報を確認できます。収益化の状況を把握することで、収益アップのための改善点を見つけることができるのです。
モバイルでの管理が可能になる
YouTube Studioアプリを使うことで、スマートフォンからチャンネルを管理することができます。場所や時間を問わずにチャンネルを管理することができるため、効率的にチャンネルを運営することが可能です。
YouTube Studioアプリの使い方
YouTube Studioアプリを使うには、ダウンロードとログインが必要です。 使っているOSに合わせて、各アプリストアからダウンロードできます。
- AndroidユーザーならGoogle Play
- iOSユーザーならApp Store
YouTube Studioと検索してもヒットしますので、お好きな方法でダウンロードしてください。
ダウンロードとインストールが終わったら、起動しましょう。起動すると、簡単な説明のあとにログインボタンが現れます。使用している端末でGoogleアカウントにログインしたことがある場合は、チャンネル一覧が表示されます。
YouTube Studioアプリで利用したいチャンネルを選べば、使用可能です。 ログインが完了すれば、チャンネルを分析したアナリティクスや動画の情報が表示されるダッシュボード画面へと移行します。もしチャンネルの選択を誤っても、右上のアカウント設定から別のチャンネルへ切り替え可能です。
YouTube Studioアプリの機能
YouTube Studioアプリには、以下のような機能があります。
ダッシュボード
ダッシュボードでは、チャンネルの状況を一覧で確認できます。視聴回数やチャンネル登録者数などの統計データ、最近の動画のパフォーマンスも確認可能です。ダッシュボードは、ログインした直後に表示されるメイン画面であるため、ホーム画面と考えてよいでしょう。
ダッシュボードでは、下記の3つの情報が確認できます。
- チャンネル名
- アナリティクス
- 最新の動画のパフォーマンス
上部に、チャンネル名とチャンネル登録者数が表示されます。次に、チャンネルの簡単なアナリティクスが確認可能です。
アナリティクスでは、以下の項目を確認できます。
- 総再生時間
- 視聴回数
- チャンネル登録者数の変化
- 推定収益（チャンネルが収益化されている場合のみ）
重要なのは、チャンネル登録者数の変化でしょう。チャンネル運営にとってチャンネル登録者数といった結果も重要ですが、それよりもどう変化したかが非常に重要です。ダッシュボードですぐに確認できるのは、時間短縮にもつながります。チャンネル登録者数が増えたときの喜びを、すぐに感じられるのもポイントといえるでしょう。
また、最新の動画のパフォーマンスでは最新動画の視聴回数やクリック率、平均視聴時間などを確認できます。最低限の情報としてダッシュボードですぐに確認できることはメリットといえるでしょう。
アップロードした動画の最新情報だけ知りたい場合は、YouTube Studioアプリを起動するだけですぐに確認できます。
コンテンツ
コンテンツメニューでは、アップロードされた動画・ショート動画・ライブ・再生リストの設定を変更できます。変更できる内容は、下記のとおりです。
- 動画の概要
- サムネイルの編集とダウンロード
- 動画の公開状況の変更（公開、限定公開、非公開、公開予約）
タイトルの変更や説明欄の編集のように、動画の概要編集はしっかりと対応しています。必要に応じて外出先でも編集できるため便利です。また、動画の公開状況も変更することができます。特に緊急事態が起きて動画を非公開にする必要が生じたときは、非常に助かるのではないでしょうか。
しかし、動画そのものの編集や、アップロードはできません。編集やアップロードはPCで行うか、編集アプリやYouTubeアプリを利用しましょう。サムネイルはアップロードできるため、スマートフォン一つでサムネイルの作成からアップロードまで可能です。サムネイルは動画の入り口となる大切な部分で、動画を観てもらうための重要な役割をもっています。外出先でも編集できるため、常によりよいものにアップデートしていきましょう。
ほかにも、動画単位でのアナリティクスを確認できます。ダッシュボードで確認できる内容と異なり、動画メニューで確認できる内容は非常に細かいものです。その動画が何分ほど視聴されているか確認できる視聴者維持率やインプレッション数が特に重要といわれています。インプレッション数とは、視聴者の画面内に動画が1秒以上表示された回数のことです。動画単位で傾向を分析して、よい動画を作れるように研究しましょう。
アナリティクス
アナリティクスでは、チャンネルの統計データを詳しく確認できます。視聴回数やチャンネル登録者数だけでなく、視聴者の属性や動画の再生時間なども確認できます。コンテンツ（動画）ごとのアナリティクスデータの確認も可能です。
これらのデータを分析することで、よりよいコンテンツづくりに役立てることができます。
コメント
コメントでは、視聴者からのコメントを管理することができます。コメントへの返信やスパムコメントのフィルタリングが可能です。
外出先でもスマートフォンで手軽にコメント対応ができ、視聴者とのエンゲージメントを高める施策ができます。
収益化
収益化では、推定収益や収益の高い動画などを確認できます。
以上がYouTube Studioアプリの主な機能です。これらの機能を上手に活用することで、よりよいコンテンツ制作やチャンネル運営ができるようになります。
スマートフォン版のYouTube Studioアプリにしかない機能
スマートフォン版のYouTube Studioアプリにしかない機能があります。それは「新しいトピックを見つける」という機能です。ここでは、視聴者が過去 28 日間に視聴したコンテンツトピックと、以前に保存した検索キーワードに関連するトピックを確認することができます。
確認手順は、以下のとおりです。
- YouTube Studioアプリを開く
- 画面下部のアナリティクスをタップする
- リサーチタブをタップする
- 「新しいトピックを見つける」欄にトピックが表示される
この機能を活用することで、チャンネルの成長や視聴者の興味に合わせた新しいコンテンツのアイデアを見つけることができます。
リサーチタブでは、現在のトレンドや人気トピックを分析し、自身のチャンネルに適した新しいコンテンツを提案します。これにより、自身のチャンネルに関連性があり、視聴者が興味をもつ可能性のある新しいトピックやアイデアに触れることができるのです。
試験運用中で海外のコンテンツ提案にはなりますが、海外で人気のコンテンツ情報を知ることもでき、企画・構成の参考になります。このデータをうまく活用することで、チャンネルの成長を促進し、視聴者のエンゲージメントを高めることが期待できるでしょう。
なお、この機能は現在試験運用中であり、英語のみの対応となっています。
参照元：YouTubeヘルプ「調査のインサイトについて理解する」
YouTube Studioアプリで見るべき項目
YouTube Studioアプリを使用してYouTubeの分析を行う際には、以下の項目に注目することが重要です。
再生回数と視聴時間
再生回数と視聴時間は、動画の人気度を示す指標です。
これらのデータを分析することで、どのようなコンテンツが視聴者に受け入れられているかを把握し、今後の動画制作に役立てることができます。
ユーザーの行動
YouTube Studioアプリでは、視聴者がどのような行動をとったかを示すデータを確認することが可能です。例えば、いいねやコメント、チャンネル登録などの行動があります。
これらのデータを分析することで、視聴者がどのような動画に興味をもち、どのようなアクションを起こしているかを把握し、今後の戦略に反映させることができます。
デモグラフィック情報
YouTube Studioアプリでは、視聴者の性別や年齢、地域などのデモグラフィック情報を確認することが可能です。
これらのデータを分析することで、視聴者の属性に合わせた動画制作やターゲティングができるようになります。
トラフィックソース
YouTube Studioアプリでは、どのようなソースから視聴者が動画にアクセスしたかを確認することが可能です。例えば、検索やYouTube広告、外部サイトからのリンクなどがあります。
これらのデータを分析することで、どのような広告戦略を展開するべきかを判断することができます。
以上が、YouTube Studioアプリで見るべき項目です。これらのデータを分析し、戦略に反映させることで、よりよい動画制作やYouTubeチャンネルの運営ができるようになります。
YouTube Studioアプリで効率的にチャンネル運営をしよう！
YouTube Studioアプリを使うことで、効率的なチャンネル運営が可能になります。チャンネル運営とは、動画を投稿し続けることだけではありません。
大事なのは、裏方作業ともいえる分析・検証です。YouTube Studioアプリがなければ、基本的にはPCで分析・運営しなくてはいけません。PCを開くよりもスマートフォンのアプリを開く方が、はるかに簡単に分析をスタートできるのは、スマートフォンユーザーならご理解いただけるはずです。
また、分析・検証を怠れば、視聴者の求める動画を作り続けることは不可能です。分析・検証に時間をかける必要はありますが、YouTube Studioアプリを使うことで劇的に時間短縮できるのは間違いありません。
まとめ
YouTube StudioアプリはYouTubeで活動しているクリエイターなら、ダウンロード必須のアプリです。必要十分以上の機能が盛り込まれており、スマートフォンで手軽に確認できるため、スキマ時間に利用できます。
メニューは厳選された5つなので、使いにくさを感じることもありません。メニューは少ないですが、内容はかなり細かくボリュームがあるため、初めはどこを見ればいいか迷うかもしれません。利用していくうちに掴めてくると思いますが、最初はトラフィックソースと視聴回数、視聴者維持率を指標にするとよいでしょう。チャンネルにあった指標がわかれば、それも参考にしていきましょう。
大切なのは定期的に確認することです。なんとなく気づいたときに確認する、ということは避けましょう。データはできるだけ毎日取得して、分析しなければ意味がありません。スマートフォンで確認できるため、毎日利用することはそう難しくないでしょう。ぜひデータを有効に活用して、効率的にチャンネルを運営してください。
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