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「せっかくYouTubeチャンネルを開設したのに、登録社数が全然伸びない…」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
結論を言うと、YouTubeのチャンネルを伸ばすうえで大切なのは「ご自身や競合のチャンネルをしっかり分析して、足りない部分を改善していくこと」です。今まで出したご自身の動画を出しっぱなしにしておかず「どんな人が見てくれているか」を分析することで、動画再生数やチャンネル登録者数の増加に繋げられます。
次の項目からは、チャンネルが伸びないときの分析方法や改善策を詳しくご紹介します。すぐにはじめられるものも多いので、ぜひチェックしてくださいね。
この項目では、伸びないチャンネルの特徴をご紹介していきます。当てはまるものを改善すれば、チャンネル数や動画視聴数をアップできる可能性が上がるため、ぜひチェックしてくださいね。
動画のサムネイルは「この動画を見ようかな?」と思うきっかけとなる大切な要素です。サムネイルに書かれている文字が小さすぎたり、動画の内容がわかりにくかったりすると「おすすめ」欄に表示されていてもスルーされてしまいます。
YouTubeを始めたばかりだと、どうしても動画の数は少ないものです。動画が少ないと人の目に触れる回数も減ってしまうため、チャンネル登録者数も伸びにくいです。コツコツ動画を増やしていくことが大切です。
YouTube動画は、視聴者が「見たい!」と感じて初めて再生してもらえるものです。コアなジャンルであっても、需要があれば見てもらえますが、あまりに需要が低いジャンルだと、見てくれる方の数も限られてきます。
需要があるジャンルとは何か?については「YouTubeチャンネルはどうすれば伸びる?」で詳しく説明しています。
先ほどは「人気のないYouTubeチャンネルに多い特徴」をご紹介しました。
それでは反対に、人気のあるYouTubeチャンネルはどんな特徴があるのでしょうか。人気のYouTubeチャンネル「HikakinTV」を例に挙げてみましょう。Hikakinさんといえば、こどもから大人まで、幅広いユーザーに愛されているYouTuberです。
彼のYouTubeチャンネルの特徴を5つご紹介します。
人気のあるYouTubeチャンネルの特徴の一つは「視聴することでポジティブになれる」ことです。ユーザーがポジティブになれる動画は、仕事や学校から帰宅して疲れた心身を癒してくれます。
Hikakinさんの動画では、動画の始まりで「ブンブンハローYouTube」と決まったセリフを毎回言います。そして、セリフを発言する際は、決まって笑顔か変顔です。面白おかしく動画が始まるため、視聴者は自然とポジティブな気持ちになれます。
視聴するたびにユーザーをポジティブな気持ちにさせられると、自然とファンは増えていくでしょう。
基本的に人気YouTuberは、視聴者と積極的に交流しています。例えば、動画のコメント欄やSNSを通しての交流、ライブ配信や握手会のようなイベントです。これにより、ユーザーとの距離感を縮めて、熱いファンを構築できます
Hikakinさんは、握手会でファンからの要望を快く引き受けてくれます。ファンからすると、夢のような時間でしょう。実際、Hikakinさんとの握手会で、気持ちが高まり感動するファンもいます。また、動画の最後には「ジャンケンタイム」を設けています。間接的にユーザーと交流を深めることに成功した、よい例ともいえるでしょう。
このように、人気YouTuberは視聴者と積極的に交流して、ファンを構築するのに成功しています。
Hikakinさんを含め、人気のYouTubeチャンネルをもっている方は動画の更新頻度が高い傾向にあります。
動画の数が増えると、それだけ視聴者の目に触れる機会が増えます。「毎日更新」をしているチャンネルもありますが、ご自身にとって無理のない程度にコツコツ動画を増やしていくとよいでしょう。
なぜ視聴者が動画を見ているかというと「その動画を見ることでメリットを得られる」からです。例えばHikakinさんの場合「最新の○○を使ってみた」などの商品紹介や、検証動画など、視聴者が気になっている最新のもの、話題のものを積極的に取り入れていることがわかります。
ご自身の動画をみてくれている視聴者はどんなものを望んでいるのか、視聴者のニーズを常に考える必要があるでしょう。
Hikakinさんは、メインチャンネルで「日常動画」、別のチャンネルで「ゲーム実況」をされています。
ジャンルごとにチャンネルを作ることで、そのチャンネルの特徴がより際立つことになります。また、ジャンルを絞ることで、特定の視聴者が定着しやすい傾向にあります。
チャンネル登録者数が伸びているYouTubeチャンネルの特徴を5つご紹介しました。そのほとんどが、伸びないチャンネルの特徴とは逆の内容だったかと思います。また、今回はHikakinさんを例に出しましたが、ご自身の憧れているYouTuberなどの特徴を考えチャンネルに取り入れるのも、チャンネルを伸ばすために効果的な手段です。
前提として、YouTubeの再生回数のカウントの仕組みは、正式に公表されていません。
しかし、一般的には、次の2つの条件を満たせば再生回数にカウントされるといわれています。
それぞれの条件を詳しく解説します。
YouTubeは不当な競争を防ぐために、意図的にクリックされた動画のみ再生回数をカウントするといわれています。
ボットにYouTube動画を自動的に再生してもらう仕組みを作れば、有益でない動画でも自然と視聴者数が増えます。そして、視聴者数は、コンテンツの人気度合いを表す指標の一つです。当然ながら、人気の高いコンテンツはYouTubeの検索結果で上位表示されます。したがって、ボットの再生もカウントされると、ユーザーにとって有益でないコンテンツまでもがYouTubeの検索結果に上位表示されるのです。
このような事態を防ぐために、YouTubeは、意図的に再生された動画のみカウントする仕組みを構築しているといわれています。
再生回数がカウントされるには、コンテンツを30秒以上視聴してもらう必要があるといわれています。そのため、動画が始まってすぐに1分ほどスキップしても、再生回数にはカウントされません。
あくまで「ユーザーがコンテンツを視聴した時間が30秒以上」の場合、1再生としてカウントされます。
再生回数としてカウントされないケースは、次の4つです。
同じコンテンツを短時間で繰り返し視聴しても、再生回数として反映されません。これは、ページ更新も同様です。
例えば、コンテンツを30秒以上視聴したとしましょう。この場合、再生回数のカウント対象です。そして、このときにページ更新を行い、再度同じコンテンツを30秒以上視聴しました。これは、再生回数としてカウントされません。
さらには、ボットや業者などによる視聴も、再生回数としてカウントされないといわれています。業者とは、再生回数やチャンネル登録者数を増やすサービスを提供している会社や個人を指します。
また、再生回数は、リアルタイムで反映されるわけではありません。通信状況のような事情により、反映されるまでに日数を要するケースもあります。そのため、細工して再生回数を増やすのではなく、きちんと市場調査を行なってコンテンツを作成しましょう。
ユーザーにとって有益なコンテンツは、細工しなくとも自然と再生回数が伸びるものです。
冒頭にも説明しましたが、YouTubeのチャンネルを伸ばす方法は「ご自身と競合のチャンネルを分析し、足りないところを改善する」ことです。
ここでは、YouTubeアナリティクスを使って「どこを改善すべきか」「どのような動画がご自身の視聴者に好まれるか」を分析する方法をご紹介します。
YouTubeアナリティクスとは、YouTube公式のアクセス解析システムです。視聴者の年齢層、傾向などを確認できます。
ご自身の動画の傾向やどの時間帯に見られているかを確認し、視聴者が何を好んで見ているのかを認識しましょう。
実際に、YouTubeアナリティクスを使った分析方法をご紹介します。YouTubeアナリティクスで確認できる項目ごとに、分析方法と改善方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
リーチで分析すべき項目を次の表にまとめましたので、参考にしてください。
リーチで分析すべき項目 | 内容 |
---|---|
視聴者がこの動画を見つけた方法 | どこで自分の動画を見つけたかの把握 |
インプレッション数 | 動画のサムネイルが視聴者に表示された回数 |
クリック率 | サムネイルを見た視聴者が、その動画をクリックした割合 |
インプレッションと総再生時間の関係 | 動画のサムネイルが表示された回数と視聴された時間の関係性 |
この動画がおすすめに表示されているコンテンツ | 他人のコンテンツやホームページ上に動画が表示された割合 |
YouTube検索語句 | 視聴者が自分の動画を見つけた際に利用した語句 |
リーチを分析する利点のひとつは「視聴者にサムネイルが魅力的に映っているか」を把握できることです。インプレッション数が多くてもクリック率が低ければ、見込み層を逃していることになります。とくに、チャンネル登録者数は少ないものの、再生回数が多い動画のサムネイルは参考にしましょう。
サムネイルやタイトルだけで視聴者を惹きつけているため、その動画を参考にすれば、チャンネル運営に活かせるはずです。
エンゲージメントで分析すべき項目を次の表にまとめましたので、参考にしてください。
エンゲージメントで分析すべき項目 | 内容 |
---|---|
総再生時間 | 一定期間に視聴された合計時間 |
平均視聴時間 | それぞれの動画と期間における1 回あたりの視聴時間 |
視聴者維持率 | コンテンツを最後まで見続けるユーザーの割合 |
高評価率 | 低評価数との比率 |
とくに意識して分析すべき項目は、視聴者維持率です。視聴者維持率は、コンテンツの人気度合いを表す指標のひとつ「総再生時間」に大きく関与します。そのため、動画を最後まで見てもらえる工夫をしましょう。動画の時間が長すぎると感じた場合は、思い切って10分動画を5分にし、見て欲しいポイントだけを詰め込むようにします。
視聴者維持率の伸びを見つつ、伝える内容を工夫していきましょう。
視聴者で分析すべき項目を次の表にまとめましたので、参考にしてください。
視聴者で分析すべき項目 | 内容 |
---|---|
年齢と性別 | 視聴者の年齢や性別 |
視聴している時間帯 | 自分のコンテンツが視聴されている時間帯 |
新規 | 一定期間内におけるの、はじての視聴者数。シークレットモードの利用や、1年以上振りに視聴した方も新規に含まれる |
リピーター | 一定期間内に再度同じチャンネルを閲覧した視聴者の数 |
視聴者の分析は、ユーザーによりよいコンテンツを提供するうえで必須です。視聴者の年齢や性別などのユーザー属性を把握できれば、ターゲットを絞ってコンテンツを作成できます。また、動画のテイストを変えつつ、こまめに視聴年齢層をチェックすることで、よりターゲット層から視聴されやすくなります
YouTubeアナリティクスに関するその他の詳しい説明は、YouTube公式ヘルプに5分程度の動画が投稿されていますので、気になる方はチェックしてください。
YouTubeアナリティクスで分析を行うことで、ご自身の動画はどの年齢層に好まれるのか、どのような方が好んで見ているのかを知ることで、視聴者に寄り添った動画を制作するヒントになります。
先程はYouTubeアナリティクスを使用した方法をご紹介しましたが、対象が「他のYouTubeチャンネル」の場合は、YouTubeアナリティクスでの分析ができません。そこで、YouTubeアナリティクス以外で「他のYouTubeチャンネル」を分析する方法をご紹介します。
とは言え、具体的にはどんな人チャンネルを分析すればいいのでしょうか?おすすめは、次の3つの項目に当てはまるチャンネルです。
対象チャンネルが決まったら、さっそく分析してみましょう。分析するチャンネルは、多いと混乱してしまうため、最初は1~3つほどに絞ることをおすすめします。
「YTCount」というアプリを使えば、対象チャンネルの登録者数の伸び率をグラフで確認することができます。できれば毎日確認して、チャンネル登録者数が大きく伸びた時点で、直近の動画をチェックしましょう。「どの動画で登録者が伸びたか」を確認することができます。
毎日確認すると「この動画は伸びそう」「これは伸びなさそう」という感覚が掴めるようになります。その感覚をご自身の動画にも活かすことができるため、おすすめの分析法です。
動画のコメント欄から「良い評価」「悪い評価」を探しましょう。
「良い評価」は、ご自身で取り入れることができます。「悪い評価」は「自分はこうしよう」というヒントになるでしょう。
ご自身が対象チャンネルのファンであれば「もっとこうすれば面白いのに」というファンならではの感想が浮かびます。その感覚を大切に、ご自身の動画に取り入れてみましょう。
冒頭でご説明したとおり、YouTubeチャンネルを伸ばすには「ご自身のチャンネルに足りないものを分析して、改善していく」ことが大切です。分析の方法は、前の項目でご説明したとおりです。ご自身のチャンネルに足りない要素が見つかったら、改善に務めてみましょう。
ここでは、「改善策」の具体的な例をいくつかご紹介します。
サムネイルとは、動画の表紙になる画像を指します。動画のタイトルよりも視覚的訴求が強いため、サムネイルに魅力があるか否かで、コンテンツのクリック率は大きく変動します。惹かれるサムネイルであれば、高いクリック率を望めるでしょう。
一方で、コンテンツ内容が魅力的であってもサムネイルに味気がなければ、期待するほどのクリック率は望めません。以下に、ユーザーの目を惹かせるサムネイルの特徴をご紹介していますので、参考にしてください。
なお、サムネイルにインパクトをもたせるために、嘘の内容を盛り込むのは避けましょう。動画内容と異なるサムネイルは視聴者を裏切ることになり、チャンネルの信憑性が下がります。
キーワードとは、ユーザーが検索する語句を指します。例えば、人気YouTuberを目指しているユーザーは「チャンネル登録者数 増やす」などと検索するかもしれません。これが、キーワードです。
キーワードを設定していれば、その語句をユーザーが検索した際にご自身の動画が上位表示されやすくなります。次の4か所にキーワードを含めましょう。
タグとは、動画の内容をYouTubeに知らせる機能です。動画の内容に沿ったキーワードをタグに設定すれば、より上位表示を狙いやすくなります。
ただし、動画と関係のないキーワードを含めるのはNGです。YouTubeから禁止されているため、適当にキーワードを設定すると、チャンネルが停止される恐れがあります。
また、タイトルに含めるキーワードは、左に寄せるのがおすすめです。ユーザーはタイトルを左から読む傾向があるため、適切なキーワードの配置により「その動画では何が解説されているか」を把握しやすくなります。どのようなキーワードで上位表示させたいかを考えて、適切な語句をコンテンツに含めましょう。
終了画面とは、あらかじめ決めた目的に沿って、視聴者の行動を促す機能です。わかりやすく解説するために、次の画像をご覧ください。
これは、Hikakinさんの動画が終了する、10秒くらい前から表示された画面です。画面の左側には、おすすめの動画が2つ表示されています。右側にはチャンネル登録ボタンが配置されています。ユーザーは、ワンクリックで該当のページに飛べるのです。
自然に次のアクションを促せるため、終了画面に見てほしい動画やチャンネル登録ボタンなどを配置しましょう。終了画面をうまく活用すれば、効率的にチャンネルを成長させられます。
再生リストとは、特定の動画を1か所にまとめられる機能です。わかりやすく解説するために、まずは次の画像をご覧ください。
これは、Hikakinさんが実況している「Minecraft」と呼ばれるゲーム動画をまとめた再生リストです。上記の画像では、実況動画が順に並んでいます。ユーザーは連続で次のコンテンツを視聴しやすいため、YouTubeショートの活用により、動画の総再生時間が増加する効果が期待できるでしょう。
総再生時間は、YouTubeの収益化と大きく関係します。具体的には、直近12か月以内で動画の総再生時間が4,000時間を超えると、収益化条件の1つを満たします。YouTubeの収益化を目指すなら、再生リストの作成は必須といっても過言ではありません。
YouTubeショートとは、最長で60秒までの短いコンテンツを作成できる機能です。本機能は、2021年7月から実施されました。
YouTubeショートを活用すれば、幅広いユーザー層にご自身のチャンネルをリーチできます。本腰を据えて参入しているユーザーが、メインコンテンツと比べて少ないためです。競合が比較的少なく、魅力的なショート動画を提供すれば、順調にチャンネル登録者数を伸ばせる可能性があります。さらには、60秒以内に動画が収まるため、制作コストが低い点も特徴です。
ただし、短い動画でコンテンツの面白さやクオリティを表現する必要があるため、より緻密(ちみつ)に練られた戦略が必要でしょう。
高評価やコメントを促すことのメリットは、次の2つです。
動画の人気度を表す指標のひとつは、高評価の多さです。当然ながら、高評価が多い動画は、ユーザーにとって有益なコンテンツを意味します。YouTubeに有益なコンテンツと判断されると、検索結果に上位表示されやすいです。つまり、高評価が増えると、自然と質の高い動画になるのです。
また、コメントを残してもらえると、視聴者との交流を深めやすくなります。特に、YouTubeに参入したての頃はコメント数が少ない傾向にあります。このような状況でも、コメント欄でユーザーとの交流を深めれば、ファンの獲得につながりやすいです。そのため、動画の始まりや終わりに、高評価やコメントを促すテロップを入れましょう。
視聴されやすい時間帯を把握して、その時間帯に動画を投稿しましょう。適切なタイミングで動画を投稿すれば、より多くのユーザーに視聴してもらえる可能性が高くなります。
視聴時間帯の大半が夜間や早朝などを占めているのであれば「公開設定」を活用しましょう。事前に決めた日時に合わせて、自動で動画を投稿してくれます。手動で視聴時間帯に投稿する必要がないため、ライフスタイルや勤務時間に左右されずチャンネルを運用できるでしょう。
ご自身の動画をより多くの方に知ってもらうために、SNSを活用するのもひとつの手です。例えば、Twitterで動画の一部をアップしてみましょう。興味をもった人が、Twitter経由で動画を見に来てくれる場合があります。
SNSで視聴者と交流することも、チャンネル登録者を獲得する秘訣です。
チャンネル内にさまざまなジャンルの動画が混ざっていると、視聴者も分散してしまい、なかなか定着しません。「ゲーム実況専門にする」「料理専門にする」「釣り専門にする」など、力を入れるジャンルをひとつ決めて運営すると、特定の視聴者がつきやすい傾向にあります。
もし、複数ジャンルに手をつけたい場合は「再生リストにわかりやすく動画をわける」または「ジャンルごとに別チャンネルを開設する」というのもひとつの手です。
YouTubeの字幕機能は、本来、海外の方でも動画を楽しめるための機能ですが「日本語の動画を日本語で文字起こしして登録」しておくことで、動画の内容が文字で認識され、検索ワードにひっかかりやすくなります。
YouTubeチャンネルを伸ばすために、動画制作やYouTubeのシステムについて学ぶのもよいでしょう。
具体的な勉強方法は、次の項目で解説します。
YouTubeチャンネルは、適切に運用しなければポリシーに触れる可能性があります。YouTubeから不適切と判断されると、最悪の場合、チャンネルが削除されます。
安心して運用するためにも、YouTubeチャンネルを伸ばすためにしてはいけない、3つのポイントを押さえておきましょう。
業者を雇って再生回数を増やす行為をYouTubeは認めていません。YouTubeのポリシーには、以下の記載があります。
「エンゲージメント(視聴回数、高評価数、コメントなど)を得るためだけに視聴者を呼び込むコンテンツは禁止されています。 このポリシーを遵守していないコンテンツとチャンネルは、YouTube から削除される場合があります」
引用元:YouTubeヘルプ 虚偽のエンゲージメントに関するポリシー
業者から再生回数を購入すると、最悪チャンネルが削除される可能性があります。業者を雇って再生回数を増やしても、チャンネルが削除されると費用が無駄です。また、いくら再生回数が多くても、業者を雇っていては貴重ともいえるファンの獲得にはつながりません。
再生回数を増やすためにご自身で動画を何度も再生すると、YouTubeのポリシーに触れる可能性があります。また、ご自身で動画を再生しても、カウント対象にならない場合があります。
上記を踏まえて、ご自身で動画を再生する利点は低いため、ユーザーに視聴してもらえるようなコンテンツを制作しましょう。
ほかのチャンネルをコピーして制作されたコンテンツは「なりすまし」に該当する可能性があります。
もし、YouTubeがなりすましと判断すれば、その動画は削除されます。また、人気のあるYouTubeチャンネルをコピーして制作された動画は、視聴者に「〇〇さんの真似をしているのではないか」と気付かれるのがオチでしょう。当然ながら、視聴者からの信頼は獲得できないため、チャンネルの成長は見込めません。そのため、オリジナルの動画を作り、チャンネルを成長させる工夫が必要です。
YouTubeチャンネルを伸ばすための主な勉強法は、次の3つです。
それぞれ特徴が異なるため、解説します。
動画でYouTubeチャンネルを伸ばす方法を勉強する最大の利点は、無料で学べることでしょう。
中には、アクセス数の高い方が投稿している勉強動画もあります。初心者向けから上級者向けにまで勉強動画が配信されているため、ご自身のチャンネルの規模を問わず、学びを得られるでしょう。さらには、動画であれば別の作業をしながらでも、耳から学べます。時間の観点からも効率的に学びたい方は、勉強動画が向いています。
書籍でYouTubeチャンネルを伸ばす方法を勉強する最大の利点は、信憑性が高いことでしょう。YouTubeは、オープンなプラットフォームのため、誰でも投稿できます。
一方で、書籍は出版するまでに専門家の手が加わります。実質、書籍は専門家からYouTubeのチャンネルを伸ばす方法を学べるため、信憑性の高い情報をもとにチャンネルの運営が可能です。
しかし、YouTubeの勉強動画に信憑性がないわけではありません。あくまで、専門家の手が加わっている書籍のほうが、信憑性が高い傾向にあることを理解しておきましょう。
セミナーでYouTubeチャンネルの運用方法を学ぶ最大の利点は、最新情報に触れられることでしょう。
動画や書籍で学べる情報は、必ずしも最新ではありません。配信された時期が数か月前なら、その情報は古くなっている可能性があります。セミナーであれば、業界の専門家からリアルタイムの情報を得られます。さらに、セミナー参加者同士で情報交換も可能です。業界の最新を学びつつ、同業者との交流を深められたい方には、セミナーで学ぶのがおすすめです。
今回は、ご自身やほかの方のYouTubeチャンネルの分析、具体的な改善方法などをご紹介してきました。「分析して問題点を洗い出し、改善する」をコツコツ繰り返すことによって、チャンネル登録者数を伸ばす効果が期待できます。大切なポイントは「改善すべき問題点は何か」を的確にあぶり出すことです。試行錯誤を繰り返しながら、ご自身に合ったチャンネル運営方法を見つけていきましょう。
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