目次
スマホアプリを使ってホームページを作成するメリットは、以下の4つです。
パソコンよりも簡単にホームページを立ち上げることが可能です。
それぞれ解説していきます。
スマホアプリでホームページを作成する手順は、とても簡単です。
サービスによって若干異なる面もありますが、主な流れは次の通りです。
この4ステップだけで、ホームページが完成します。
さらにサービスの中には作りたいホームページについての質問に答えるだけで、テンプレートを自動で選択してくれるようなものもあります。ホームページの知識がない人でもサクサクホームページを作成できます。また、サーバー契約などの面倒な手続きもいりません。
この手軽さがスマホアプリを使う大きなメリットと言えるでしょう。
スマホアプリなら場所を選ばずホームページの作成・編集・更新ができます。
ホームページは作成したあとが肝心で、ホームページの内容が古くなっていたら更新し、こまめに新しい投稿をすることで人目につきやすくなるのです。スマホがあれば、移動中などの隙間時間にホームページの編集・更新作業ができるので非常に便利です。
ホームページを運営していくには、マンパワーが求められます。1人でできる仕事量には限りがあるので、人手があるなら分業して乗り切っていきたいところです。こんな時、複数人が同じアプリをダウンロードしておけば、ホームページの更新などの作業を共有することができます。
スマホアプリを利用すれば、スマホでどのように表示されるのか確認しながらホームページを作成できます。
今は必要な情報を探すとき、パソコンよりもスマホで検索するという人が多いのではないでしょうか。同じホームページでも、縦長小画面のスマホで見る時と横長大画面のパソコンで見る時では印象が変わります。パソコンメインでホームページを作成すると、スマホで見たときにデザインが崩れたり、文字が細かくて読めないなど不具合が発生してしまう可能性があります。よって、パソコンでホームページを作る際は、ツールなどを使ってスマホ用の外見を確認しながら作業を進めていかなくてはなりません。
スマホアプリを利用すれば、スマホファーストのホームページを作れます。
スマホアプリでホームページを作成できるのは便利ですが、デメリットもあります。
デメリットは、以下の4つです。
それぞれパソコンで作成する場合と比較してみていきましょう。
スマホアプリでもホームページの基礎部分は作れますが、細かい設定をするときはやはり不便です。細かいコードの入力は、もともとスマホのタッチパネルには向いていません。
ホームページを作りこみたいなら、スマホアプリだけでなく、パソコンからも編集が行えるサービスを選ぶと良いでしょう。また、スマホアプリでは編集機能が制限されているサービスもあります。
スマホアプリでホームページを作成する基本的な方法は、あらかじめ用意されたテンプレートデザインを使うというものです。一からデザインを考えなくてよいというメリットはありますが、どこか見たことがあるようなデザインのホームページになってしまう可能性があります。
オリジナリティを出したいという人には物足りないかもしれません。
アプリを提供しているホームページ作成サービスの多くは、無料プランを提供しています。
しかし、これはあくまで有料プランへの試用版といった位置づけです。無料プランは広告が表示されたり、作成できるページ数がかなり少なかったりと制限が多いです。無料プランのみでホームページを本格運営するのは、難しい側面があります。
ホームページを作成できるサービスは、無料のものから有料のものまで数多く存在します。
しかし「スマホアプリでホームページを作成できる」という特徴に限定してしまうと、使えるサービスの種類が少なくなってしまいます。スマホアプリにこだわりすぎず、PC版のホームページ作成ツールなど、広くいろいろなサービスを検討することも必要かもしれません。
ホームページ作成ができるスマホアプリをご紹介します。
ここでは、以下のポイントに該当するアプリを選んでみました。
Jimdo(ジンドゥー)は、世界で3,000万を超すサイトを構築している人気のサービスです。海外発のアプリですが、日本語サポートページがあるので戸惑うことはほとんどないでしょう。
Jimdoは、最初からスマホアプリだけでホームページを立ち上げることが可能です。Jimdoの大きな特徴にAIビルダーがあります。有料プランは965円~利用できますが、無料プランでもAIビルダーを利用でき、ホームページの目的や好みのカラーバリエーションなどを選ぶだけで、AIが自動的にあなたに合ったテンプレートを選択してくれます。
また、カスタマイズ機能が充実しており、パソコンからはHTML、CSSでの編集、Javascriptファイルの読み込みが可能なのもメリットです。元になるテンプレートデザインを選択したあとでも、かなり柔軟にホームページデザインをアレンジできるでしょう。パソコン用とスマホ用のどちらで見てもキレイなホームページが作成できるのも嬉しいポイントです。
とりあえずスマホから簡単にホームページを作成し、あとからパソコン上でカスタマイズを掛けたいという方に向いています。
Wixは、世界190か国で利用されている海外発の大人気ホームページ作成サービスです。
WixはWix Ownerというスマホアプリからホームページを作成できます。アプリをインストールし、アカウントを登録するとすぐにホームページに関するいくつかの質問が表示され、これに答えるだけでホームページが自動作成されます。
Wix Ownersアプリのホームページ編集画面はとてもシンプルです。アクセス解析やユーザーとのチャットなど、どちらかと言えばホームページ作成よりも運営に特化していると言えます。豊富なテンプレートやアニメーションなど、Wixの本来の機能はパソコン版から利用できます。なお、WixにはWix App Marketという専用アプリストアがあります。ここから電子書籍を追加するアプリ、地図を表示できるアプリなどを追加し、機能を拡張していくことが可能です。
かなり多機能なので、パソコン版とスマホ版を使い分けながらのホームページ運営がおすすめです。有料プランは500円~利用できます。
※なお、スマホアプリからメールアドレスで新規登録をしてしまうと、ログインがうまくいかなくなることがあります。最初にブラウザでアカウント登録をしてから、アプリ版を使った方が良いでしょう。
Crayonは、ネットショップの作成から個人用のホームページ作成まで、幅広いタイプのホームページを作成できる日本発のアプリです。
ホームページをスマホで作るという点に特化しており、スマホでの操作がとても簡単です。カテゴリー分けされたテンプレートの中から自分の目的に合ったものを選択し、あとは内容を自分好みに変更していくだけでホームページ作成が完了します。スマホでの使い方のヒントがあちこちに表示されるのも嬉しいポイントです。
無料プランから利用することができますが、HTMLの編集など高度な機能を使うためには有料プランに登録する必要があります(有料プランは1,000円~)無料プランでもネットショップ機能の一部が使えるのもメリットです。
ネットショップを開設したいけれど、いきなり有料のサービスを使うのは抵抗があるという人には嬉しいポイントです。
SimDifは、直感的な操作でホームページ作成ができるアプリです。アプリをダウンロードして開くとデモ画面で操作のお試しができるので、初めての方でも安心して利用できます。
テンプレートの種類はさほど多くはないですが、ヒントが充実しており、インターフェースが分かりやすい作りになっています。スマホでもホームページを作りやすくする工夫が随所に見られ、誰でも簡単にホームページ作成が進められるでしょう。フッターやヘッダー、メニューなどの細かい設定も簡単にできます。
無料のStarterプランでも最大7つのホームページを作成できる点がメリットですが、ホームページの維持には年1回以上、更新作業をする必要があります。有料プランは650円~利用できます。
また、SimDifの大きな特徴として、アプリ版の操作画面とパソコン版の操作画面が同じである点があげられます。パソコンでホームページを編集する場合でも戸惑うことなく操作ができるでしょう。
複数のホームページ作成アプリの中から自分に合ったアプリを選ぶポイントは、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
まず、どのようなホームページを作成したいのか考えましょう。
ネットショップが作りたいのなら、ショップツールが充実したアプリを選ぶべきです。デザインにこだわった個性的なポートフォリオサイトを作りたいなら、テンプレートが豊富だったり、カスタマイズ機能が充実しているアプリが向いているでしょう。
スマホでホームページ作成ができるアプリはたくさんありますが、細かい設定やカスタマイズをするなら、やはりスマホよりパソコンの方が効率的です。
初めはスマホでホームページを作成し、あとからパソコンで作り込もうと思っているなら、パソコン・スマホ両方で使い勝手の良いサービスを選んだほうが良いでしょう。一方で、スマホメインで作業をしたいという場合は、スマホアプリの使いやすさが重要になります。
先に紹介したアプリで言えば、CrayonやSimDifはスマホメインでのホームページ作成に向いています。パソコンでサイトを作りこみながら、スマホでこまめに更新をしたいという場合は、JimdoやWixの方が良いでしょう。
最初は無料で始めたとしても、ホームページを充実させようとすれば有料プランへの移行を検討しなくてはならないでしょう。
有料プランを契約すると、ホームページを運営し続ける限りコストが発生します。将来のランニングコストを考慮に入れながら、どのアプリでホームページを作成するか考えるようにしましょう。
スマホアプリでホームページを作成する際の注意点は、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
スマホアプリでホームページを作成する場合は、アプリを提供しているサービスへの依存度が高くなります。アプリを使わず、PCを使ってHPを作成する方法ならホームページを構成するファイルはご自身の手元に残りますので、どのように公開するかはご自身の自由で、バックアップも取りやすいです。
しかし、スマホアプリを使う場合、ホームページを作ったあとに別のアプリサービスに移転するのは難しいです。また、サービス自体が終了してしまうリスクもあります。
運営途中でプランに不満が出て来ないよう、どのアプリを使うのか最初にじっくり検討するようにしましょう。
スマホアプリには、お問い合わせフォームやカレンダーなど、一人で作ると実装が大変なパーツが豊富に用意されており、必要な機能をタップするだけで追加できます。だからといって、パーツをたくさん追加しすぎるとホームページを訪れたユーザーを迷わせてしまうことになります。
ホームページを作成する目的をしっかり定め、訪問者が見やすいホームページ作りを心掛けてください。
スマホアプリでホームページを作成したあとは、パソコンでどのように表示されるのかを確認しましょう。
スマホの縦長で狭い画面とパソコンの横長で広い画面では、同じレイアウトでもホームページの見え方が異なってきます。スマホアプリで作成できるホームページは、パソコン用の外見に自動補正されるものもありますが、パソコンの画面で見ると思ったイメージとは違う出来になっているかもしれないため、確認することをおすすめします。
今回は、ホームページを作成できるスマホアプリについてご紹介しました。スマホアプリでのホームページ作成は手軽で、いつでも編集や更新作業ができる点にメリットがあります。一方で、細かい編集作業に向いていない、無料プランだと使える機能が少ないなどのデメリットもあります。
アプリでホームページ作成をするメリットとデメリットを確認しながら最適なホームページ作成アプリを選んでください。
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