目次
まずは2020年1月~12月の間に配信を行っているチャンネルで、総再生数が最も多かったチャンネルからご紹介します!
※参照元:株式会社Bitstar 2020年総括!1年間で最も再生されたチャンネルや動画は?「インフルエンサーパワーランキング by Bitstar」を発表
東海オンエア、ヒカル、Hikakin、はじめしゃちょーなど名だたる面々を抑えて、新鋭Youtuber『Junya.じゅんや』が2020年総再生数第1位を獲得しました。
2020年にYouTubeのチャンネルを開設した新進気鋭のYouTubeであるじゅんやは、YouTube投稿を始める前から、TikTokではフォロワー数国内1位のインフルエンサーとして活躍していました。そんなじゅんやがYouTube投稿を始めるやいなや、チャンネル登録者数・再生数ともに急速に伸び、トップYouTuberの一員になりました。
じゅんやの魅力は何といっても10秒ほどの短尺動画であることでしょう。ネタ動画が多いですが、短い時間で見られるので、更新がある度ついつい見てしまう中毒性があるチャンネルです。ほんの少しの空き時間で見られますので、まだ見たことがない人は必見です。
言わずもがなの人気チャンネル『東海オンエア』です。2020年はTVで取り上げられることが多かったことも再生数獲得の要因の一つになっているのではないでしょうか。
6人組のYouTuberである東海オンエアですが、本人たち曰く「子どもがやりたくてもできないことを代わりにやる」「自分たちの悪ふざけを配信する」とのことで、エンタメ系の中でも比較的体を張った内容が多いのが特徴のチャンネルです。
UUUMに所属する6人組で、メンバーたちがテーマに沿ってアドリブで遊びながら撮影をする形式の動画が中心のエンタメ系YouTuberです。
2019年頃から積極的にTVなどに出演し、2020年も数多くのメディアに出演しました。アニメに声優として参加するなど、YouTube以外の活動も華々しい数少ないYouTuberです。
2020年1月~12月に配信された動画で、期間中に最も再生数の多かった動画をランキング形式でご紹介します!
参照元:株式会社Bitstar 2020年総括!1年間で最も再生されたチャンネルや動画は?「インフルエンサーパワーランキング by Bitstar」を発表
ランキング10位の内、6つが音楽配信動画という結果になった2020年再生数ランキングですが、数ある人気MVを抑えて見事こたみのチャンネルの動画が第1位を獲得しました。
こたみのチャンネルは、こたくんとみのちゃんの日常を切り取ったキッズ動画配信チャンネルです。教育番組さながらの演出やアニメーションの挿入など編集が凝っていて、見ていて飽きない動画が多いのが特徴です。
再生数第1位を獲得した動画は、こたみのチャンネルで頻繁に登場する子どもたちの寸劇を撮影した動画で、みのちゃんが赤ちゃんのお世話に奮闘する可愛い姿が見られるクスッと来ちゃう素敵な動画です。
国民的人気アニメ『鬼滅の刃』の劇場版主題歌として多くのメディアで紹介されていた『炎』が再生数第2位にランクインしました。
2020年10月と投稿時期が遅かったにも関わらず1億再生越えと鬼滅ブームを象徴する動画になっています。
TBSテレビ金曜ドラマ『MIU404』の主題歌として書き下ろされた米津玄師の話題作です。テレビドラマで使用された土地でMVが撮影されるなどドラマと絡めた販促が多く行われた作品です。
公式チャンネルのサムネイルを暗号文のような画像に変更し、動画投稿時間を予告したことで注目され、公開から2時間弱で100万回再生、公開から4日で1,000万回再生を達成しています。
2020年1月~12月に開設されたYouTubeチャンネルの中で、期間中に最も登録者数が増えた動画をご紹介します!
参照元:株式会社Bitstar 2020年総括!1年間で最も再生されたチャンネルや動画は?「インフルエンサーパワーランキング by Bitstar」を発表
2020年はYouTubeに多くの芸能人が参入し、爆発的に再生数を伸ばすチャンネルがいくつも誕生する1年でした。
新規登録者数ランキングにおいても、10位内にランクインしたチャンネルの7チャンネルが芸能人と、YouTubeを芸能人が席巻する結果になりました。
その中で第1位の座に輝いたのは、TikTokerでインフルエンサーのじゅんやでした。チャンネル開設から1年でチャンネル登録者数385万人と、TikTokという地盤があったとはいえ、驚きの急成長を見せるチャンネルになりました。
バラエティ番組で人気を博していた芸人、江頭2:50が運営するYouTubeチャンネルです。2020年2月にチャンネル開設し、9日目にして登録者数100万人を突破する人気チャンネルになりました。
『「ぷっ」すま』など民放バラエティで長年仕事をしていた盟友が数多く出演するなど、エガちゃんの人望が垣間見えるエンタメ系チャンネルです。
『実写版 るろうに剣心』、『仮面ライダー電王』など数多くの主演作品を持つ大人気俳優、佐藤健のYouTubeチャンネルです。チャンネル開設3日後に登録者数100万人を突破する快進撃でチャンネル登録者数第3位にランクインしました。
俳優仲間との絡みや、プライベートでも足しげく通っているという謎解きゲームにチャレンジする姿など飾らない姿が人気で、『るろうに剣心』撮影の裏側なども投稿されています。
2020年1月~12月に投稿された動画の中で、期間中に最も急上昇入りをした回数が多いチャンネルをご紹介します!
参照元:株式会社Bitstar 2020年総括!1年間で最も再生されたチャンネルや動画は?「インフルエンサーパワーランキング by Bitstar」を発表
YouTubeの急上昇入りのメカニズムは公開されていないため、急上昇に載る動画の基準ははっきりとはわかりません。その中で、約66%の確率で投稿した動画が急上昇入りするチャンネルは異常としか言いようがありません。
登録者数の多い人気YouTuberが上位を独占する形とはなりましたが、このランキングにおいて登録者数では下位のチャンネルを下回っている東海オンエアが第1位になったことで、現在多くの人に東海オンエアが注目されているということがわかります。
エンタメ系YouTuber集団としてドッキリ企画や心霊企画など様々なジャンルの動画を投稿しています。
日本全国話題のアスレチック施設を体験するアスレチック動画は、フィッシャーズの投稿動画の中でも人気ジャンルの1つです。
YouTuberのはしり的存在のはじめしゃちょーが運営する3つ目のチャンネルです。
メンバーとの日常を切り取った動画を多く投稿するチャンネルで、メインチャンネル、サブチャンネルからの流入が急上昇ランキング第3位ランクインの要因の1つでしょう。
サードチャンネルながら年間278本と3日に2本以上のハイペースで投稿されている点も魅力の1つです。
2020年1月~12月に投稿されたタイアップ動画で期間中に最も多く再生された動画をご紹介します!
参照元:株式会社Bitstar 2020年総括!1年間で最も再生されたチャンネルや動画は?「インフルエンサーパワーランキング by Bitstar」を発表
荒野行動は、NetEaseGamesが開発・運営している大人気オンラインFPS(First Person Shooter)です。
基本無料で遊べるオンラインゲームで、スマートフォン・PCなど端末を選ばず遊べるということもあり、全世界に約2.5億人のプレイヤーがいると言われています。ユーザーアンケートでは、アプリダウンロードのきっかけとして約25%のユーザーがYouTube広告を挙げています。
自身のスマートフォンやPCを持ち比較的自由な時間の多い10代は、広告をきっかけにゲームをダウンロードすることが多いようで、広告のターゲティングとメディア選定が高い広告効果を発揮している良い例と言えるのでないでしょうか。
『コード:ドラゴンブラッド』は2020年4月に配信開始したオープンワールドMMORPGスマホゲームアプリです。
2020年11月~12月にかけて劇場公開を控えたエヴァンゲリオンとのコラボを実施するなどして話題を集めた点が再生数増加の要因の1つです。
韓国コスメなどレディースファッションを中心に販売しているECサイト『Qoo10』がタイアップ動画再生数第3位にランクインしました。
『Qoo10』は韓国通販サイトと買収した『eBay』が運営しているECサイトで韓国コスメを中心に安く買える商品が多いと、若者を中心に注目されています。
Amazonや楽天などと比べるとあまり一般的ではないECサイトながら人気YouTuber『パパラビーズ』や芸能人など多くのインフルエンサーが紹介動画を投稿しています。
再生数ランキングは有名アーティストの楽曲配信が7割を占める結果になりました。
YouTube公式ブログでは有名アーティストなどの楽曲配信を除いた2020年再生数ランキングが掲載されています。(2020年1月~11月15日までは集計対象)
人気YouTuberヒカキンが小池都知事と対談した貴重な動画です。
タイムリーかつデリケートな話題を扱った珍しい動画としてWEBメディアなどで多く取り上げられたことも再生数増加の一因ではないでしょうか。
ひなちゃんねるはエクササイズや美容について配信している女性YouTuberです。
投稿者自身がダイエットで苦しんだ経験があることなどから、一方的に情報を押し付けるだけでなく共感を呼びやすい内容になっている点が人気の理由の1つです。
参照元:2020年を動画で振り返ろう。国内トップトレンド動画ランキングを発表
このランキングは株式会社Bitstarの発表しているランキングとは集計期間が違うため、ランキングも少し違う結果になっています。
MVなどの楽曲配信を除くと、10位圏内はほぼ人気YouTuberと芸能人という結果になりました。やはりTVなどのマスメディアで活躍している芸能人は影響力が大きく、再生回数も伸びやすい傾向にあるようです。
ちなみにYouTube公式ブログでは第10位まで発表されていますので、気になる方は公式ブログをご覧ください。
2020年は、江頭2:50やとんねるずの石橋貴明、雨上がり決死隊の宮迫博之などの芸人や、佐藤健や手越裕也といったアイドルや俳優など、芸能人のYouTube参入ラッシュとなった1年でした。
もちろんチャンネル登録者数のランキングも芸能人達が上位を占める結果となったため、YouTube公式ブログでは芸能人やスポーツ界隈の有名人を除いたランキングを発表しています。
Marina Takewakiは再生数ランキング第2位の『ひなちゃんねる』同様、エクササイズや美容の動画を配信している女性人気YouTuberです。
チャンネル登録者数が200万人を突破し(2020年3月現在)、再生回数もミリオン超えしている動画がいくつもあります。
男女2人組みのYouTuberで、最近ではTVなどのメディアに出演するなど多方面で積極的に活動しているYouTuberです。
チャレンジ系や大食い系などエンタメ中心の動画を配信するチャンネルで、ライバルが多い中でも急激にチャンネル登録者数を増やしています。
TwitterやInstagramでも活躍している、料理研究家リュウジの料理配信チャンネルです。
10分程度の短い動画ながらお手軽簡単で美味しい料理の作り方をわかりやすく解説してくれるとして、幅広い層のユーザーから支持されています。
参照元:2020年を動画で振り返ろう。国内トップトレンド動画ランキングを発表
先程お伝えしたようにYouTubeの急上昇入りは明確な基準が公開されていません。
しかし、YouTube公式が発表している基準と急上昇入りした動画から、急上昇入りの傾向を掴むことは可能です。
YouTube公式がいくつかの条件を発表しています。
このことから、急上昇ランキングに載るためには『幅広い層に受け入れられる動画で急激に視聴回数が伸びる』必要があることがわかります。
この『幅広い層に受け入れられる』の部分に関してはどの程度YouTube側がユーザー情報を把握しているかによりますが、おそらく年代・性別など様々な属性を持つユーザーに視聴されている動画の方が評価されやすいのではないかと考えられます。『急激に視聴回数が伸びる』の部分は、おそらく一定期間内に視聴回数が大幅に伸びた動画が対象となりますので、必然的にチャンネル登録者数が多い人気YouTuberのチャンネルが有利になります。
人気YouTuberでなくてもチャンネル登録者が一定数いるチャンネルの場合、動画投稿の時間を調整することで、ある程度再生回数の初速を調整することは可能です。急上昇ランキング入りを目指している人は、自身のチャンネル登録者の年代分布などを把握して、登録者が動画視聴しやすい時間帯に配信設定を行うことで再生回数の初速をブースとしてみてはいかがでしょうか。
今回は、BitstarとYouTubeの2社が発表しているランキングを紹介しました。
人気YouTuberがどのランキングも独占すると思っていましたが、意外と新鋭のYouTuberも少なくなく、非常に興味深いランキングでしたね。
Bitstarが独自に発表しているランキングでは、昨年は上半期のみのものも発表されていましたので、最新の人気YouTuberに興味がある人は、今年の7月頃に株式会社BitstarのWEBサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。(今年もランキングが発表されるかはわかりませんが……。)
また、今回のランキングではYouTubeを運営しているYouTuberにとっても非常に興味深い結果となりました。YouTubeは昔から再生時間が10分以上の長い動画の方が、検索上位に上がりやすく再生数も伸びやすいと言われていました。
しかし、2020年の総再生数トップとなったチャンネルは、1動画数秒程度と非常に短い動画を中心に投稿するチャンネル『Junya.じゅんや』でした。もちろん『Junya.じゅんや』は国内No.1のTikTokerですので、外部からの流入はかなりの数だということは想像できます。
そういった背景があるとは言え、今までの常識を覆すランキングの発表に、多くのYouTuberが驚愕したのではないかと思います。YouTubeの検索優位性はGoogleの検索エンジンに依存しているため、今後も頻繁に基準が変わると言われています。
これからYouTube配信を始めて人気YouTuberを目指すという人は、この最新版ランキングを参考に、再生数が伸びやすい動画や急上昇ランキングに載りやすい動画の傾向と対策を考えてみてはいかがでしょうか。
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