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YouTubeはビジネス活用にピッタリ!?企業のチャンネル活用のコツ

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 「集客力を上げるためにYouTubeを運営したいな」。そう考えている人も多いのではないでしょうか?実際に近年YouTubeでチャンネルを運営する企業が増えてきています。しかし、YouTubeチャンネルを運営する際によくある疑問が具体的にどのように企業チャンネルを運営していけばいいのかわからないという事です。 今回はそんな企業チャンネル活用のコツを知りたいという疑問を解決するために、チャンネル運営のメリットと企業のYouTubeチャンネルの成功事例を紹介していきます。

目次

拡大するYouTubeの市場規模

「Market Sizin」と書かれた青い付箋を手にする男性

まずはYouTubeの基本的な知識から追っていきましょう。

YouTubeの基本知識

YouTubeは世界最大級の動画共有サイトで2006年にGoogleに買収されました。その YouTubeの利用者数は全世界で20億人を超えています(2020年8月現在)。日本でもYouTubeの人気は高く、日本国内利用者数は6,200人を超えています。 利用者の年齢層は10代から60代までと幅広く、特に10代から20代の年齢層が多いです。 

YouTuberと聞くとヒカキンさんなどのエンタメ系のYouTuberを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、最近は集客目的でYouTubeを運営している企業もいます。

動画市場はますます拡大していきます

サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査
サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施

YouTubeはすでにユーザー数が20億人をこえていますが、これからまだまだ動画市場は伸びていくといわれています。その理由は動画広告の市場規模にあります。

サイバーエージェントの調査によると、これまでの動画広告市場の規模から判断して2021年には市場規模が3,888億円と2018年の約2倍になるという予想を発表しました。そのため、YouTubeの市場もこれからますます拡大することが予想されます。

近年ユーザーの検索行動がYouTubeに移行しています

商品購入の検討にYouTube動画を参考にするかどうかの調査画像

CA Young Lab、2017年YouTuberタイアップ動画起用社数ランキング発表  アンケート調査では10代の6割が動画を商品購入の参考にすると回答

YouTubeがあまり世間に浸透していなかった頃、商品の購入を考える際に多くのユーザーが検索に使っていたのはGoogle検索でした。しかし、近年GoogleからYouTubeへと検索サービスを乗り換えるユーザーが増えてきています。実際、CA Young Labが10代から30代に向けて行ったYouTubeについての調査によって、商品の購入を検討する際にYouTubeを参考にする人が全体で50%を超えていることがわかりました。そのため、YouTubeの広告収益だけでなく自社の商品紹介のためにYouTubeを運営し集客することが可能になりました。

YouTube を活用する方法には2種類あります

自分でYouTubeチャンネルを運営する

最もコストがかからない方法は自分でYouTubeチャンネルを運営することです。時間は少しかかりますが、チャンネル登録者を増やせば安定的な集客が見込めるようになります。

他のユーチューバーに頼んで自分の会社を宣伝してもらう


もう一つの方法として人気YouTubeに自分の商品を紹介してもらうという方法があります。他のYouTuberに頼む場合は自分でチャンネルを運営する必要がなく、人気YouTuberであるほど集客も簡単です。短時間で結果が出やすいのもこちらの方法です。1回の案件費用はピンキリで、有名YouTuberになると100万円を超えることもあります。

企業がYouTubeを活用するメリット

コルクボードの背景に「MERIT」という単語が置かれている

では次に、企業でYouTubeを活用するメリットについても紹介していきます。

コアなファンができる

YouTubeでチャンネル登録者が増えるとコアなファンを獲得することができます。コアなファンが増えるという事は信頼度が上がることになるので、集客がしやすくなります。しかし、ここで間違えてはいけないことは闇雲にチャンネル登録者を増やせばいいわけではないことです。

企業がYouTubeを運営する際の目的は、自分の商品の宣伝や集客目的の場合がほとんどだと思います。その場合、できるだけ自分の商品に興味があるユーザーを集める必要があります。つまり、チャンネル登録者数百万人を目指すのではなく、商品を買ってくれる千人が集まるような情報を発信する必要があると言うことです。

低コストで運用できる

YouTubeは低コストで始めることができます。実際、スマホさえあればYouTubeの投稿自体は無料でできます。テレビCMなどのマス広告の場合数100万円以上かかってしまうことを考えるとかなりコストパフォーマンスが良いことがわかります。

しかし、質の高い動画を作成したい場合はビデオカメラや照明、編集ソフトが必要になるので、多少コストがかかってしまいます。

分析・改善がしやすい

YouTubeには「YouTubeアナリティクス」という分析ツールがあります。そのツールを使えば、動画の視聴回数や総再生時間、流入元や閲覧したユーザーの属性などを確認することができます。そのため、自分が作成した動画1つ1つを解析しやすく、自分の動画になにが足りないのかを効率的に判断することができます。

ソーシャルメディアへの共有が簡単なため拡散しやすい

YouTubeは動画を開くと必ず目に入るところに、共有ボタンがあります。そのため、コンテンツが面白いまたは有益だと他のSNSで拡散される可能性が高いです。

よく共有されるSNS

  • Facebook(エンタメ・ビジネスが中心)
  • Instagram(エンタメが中心)
  • Twitter(エンタメ・ビジネスが中心)
  • LINE(エンタメが中心)

動きや音声を通して体験を共有することができる

YouTubeの強みは、動き・音声を通して情報を発信できることです。伝えられる情報量は文字<画像<動画の順に大きくなります。動画では臨場感や使用感をより具体的に発信することができるので、商品の宣伝に向いています。

広告収益が入る

YouTubeではチャンネル登録者が1,000人を超えると審査を通ると収益化することができます(2020年8月現在)。収益化されれば動画の再生回数によって報酬がもらえるようになります。

収益化のためのYouTubeのパートナープログラムについては、以下をご覧ください。
YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格

企業がYouTubeチャンネルを活用する際のポイント

スケッチブックに描かれた「Point」と色鉛筆

企業がYouTubeチャンネルを活用する際は、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、いくつか重要なポイントを絞って紹介します。

コンセプトを明確にする

企業の集客目的でYouTubeを運営する際はまずコンセプト(目的)を明確にする必要があります。企業でYouTubeをする場合は闇雲に動画を投稿して、再生回数を稼いでも集客できていなければ意味がありません。そのため、動画を撮影する前に、どのような人のどのような悩みや疑問を解決できるようなコンテンツを作ればいいのかを決めてから作成するようにしましょう。

ユーザーに求められる情報を提供する

せっかくの自分たちのチャンネルだからと言って、好き勝手に自分が発信したい情報を配信することはやめましょう。特に始めたての時はほとんどの人が自分のチャンネルや企業の存在を知らないことがほとんどです。そのため、専門性があり情報として有益なもの、または華やかで楽しめるものなど、ユーザーにとって価値のある動画を配信するようにしましょう。

見られる動画の特徴を押さえる

テレビCMを放送するような企業のYouTubeチャンネルでよくあるのが、テレビCMで放送した映像を投稿するだけのチャンネルを運営していることです。テレビで流すようなCMはクオリティが高い場合が多いですが、YouTubeとテレビでは求められる事が違います。多くの人に見てもらうには、YouTubeの特徴をおさえる必要があります。具体的な特徴は以下の通りです。

関連動画に表示されるようなタイトルを付ける

YouTubeではタイトルに必ずその動画のキーワードを入れるようにしましょう。タイトルに適切なキーワードを入れることで、ユーザーが他の似ている動画を見た際に関連動画として自分の動画が表示される確率が上がります。

キーワードが『美容師 ヘアカット』の場合

  • ×自宅でできるヘアカットの仕方!
  • 〇美容師が教える!自宅でできるヘアカットの仕方!

一目で内容が伝わるようなサムネイルにする

ユーザーは動画を選ぶ際に、画像情報のサムネイルを見て判断します。そのため、サムネイルはついクリックして、見たくなるような画像にする必要があります。

動画冒頭で離脱されないような引き込み

YouTubeで動画を見ているユーザーは冒頭の10秒で動画の良し悪しを決めているといわれています。実際、多くの動画は開始10秒以内にどんどんユーザーが離脱していきます。そのため、結論を冒頭に持ってくるなど冒頭の10秒で「この動画は最後まで見る価値があるな」と思わせるような工夫をしましょう。

無駄なシーンは編集でカットする

YouTubeのユーザーは、進行がぐだぐだな動画を嫌う傾向があります。実際、有名YouTuberの中でも「えー」や「あー」などの無駄な繋ぎ言葉をカットしている人も多いです。カット編集は編集ソフトで簡単にできるので、できるだけ無駄なシーンはカットするようにしましょう。

企業のYouTubeチャンネル活用事例

企業のYouTubeチャンネルを紹介します。実際の運用事例を見ると、より具体的なイメージが湧きやすくなります。

収益物件数No.1 国内最大の不動産投資サイト「楽待」

『楽待チャンネル』は、『株式会社ファーストロジック』のYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は約132,000人です(2020年8月現在)。こちらのチャンネルでは主に不動産に関する情報を発信しています。内容は一部専門的な内容の動画もありますが、基本的には不動産投資に興味がある人に向けて発信しています。『楽待チャンネル』では、有名YouTuberや人気お笑い芸人を起用し、不動産投資に関する基礎知識を学ぶことができる動画も発信しています。

ザ・ホワイトデンタルクリニック

『ザ・ホワイトデンタルクリニック』は文字通り歯科医のYouTubeチャンネルで、チャンネル登録者数は約5万人です(2020年8月現在)。このチャンネルの特徴はサムネイルです。ほとんどの動画のサムネイルでは、虫歯などで歯ががたがたになった画像が使われていて、インパクトがあります。

耳そうじサロン eariss【イアリス】

『耳そうじサロンeariss(イアリス)』は耳のエステに関するチャンネルで、チャンネル登録者数は約8万人です(2020年8月現在)。こちらのチャンネルも『ザ・ホワイトデンタルクリニック』同様、サムネイルのインパクトが強いのが特徴です。あまりにもインパクトが強すぎるため、一部動画には年齢制限がかかっています。

カー用品のジェームス

『トヨタ モビリティパーツ株式会社』が運営する『ジェームス公式チャンネル』。チャンネル登録者数は約3,840人です(2020年8月現在)。チャンネル登録者数は上記のチャンネルに比べ少ないですが、シリーズものの『連続10秒ドラマ』は100万再生を超えている動画もあり、カー用品の特徴をエンターテインメント仕立てで発信することに成功しています。

葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭

『葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭』は葬式に関する情報を発信するチャンネルで、チャンネル登録者数は約80,000人です(2020年8月現在)。このチャンネルはお葬式でイヤな思いをする人が減らすことを目的に、葬祭のプロ『佐藤さん』が葬儀の知識を発信しているチャンネルです。内容は葬祭に関する内容がほとんどですが、中には葬祭とは関係がない時事ネタも取り扱っています。

株式会社 東京カモガシラランド

人材育成・セールス獲得・話し方について情報を発信しているチャンネル。チャンネル登録者数は約104万人です(2020年8月現在)。このチャンネルの特徴は講演家の『鴨頭さん』が熱血なことです。

この『鴨頭さん』はマクドナルドで働いていた経験があり、マクドナルドで取れる全ての賞を受賞しました。その経験を元に人材育成・セールス獲得・話し方に関する有益な情報を発信してます。

Kérastase L’Oréal Paris(ケラスターゼ)

プロ向けのヘアケア用品ブランド『Kérastase(ケラスターゼ)』のYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は約2万2,000人です(2020年8月現在)。『Kérastase(ケラスターゼ)』はフランスの化粧品会社『ロレアル』が展開している商品です。

このチャンネルの特徴は自社の商品を専門的に紹介していることです。動画の中では高品質な自社の商品の能力を100%発揮させるために、髪の洗い方のような基本的なことから解説されています。

トヨタチャンネル

日本の自動車メーカー『トヨタ』のYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は約22万人です(2020年8月現在)。『トヨタチャンネル』の特徴は自社の自動車の性能を前面にアピールした動画です。

チャンネルの中にはただCMを載せているだけの動画もあります。一方で、自社の自動車を紹介するためにオフロードを泥だらけになりながら走行するような爽快感のある動画も配信しています。

マネーの亀【MANEKAME】

『野村證券株式会社』のYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は約7万人です(2020年8月現在)。このチャンネルの特徴は有名YouTuberを頻繁に起用していることです。 『マネーの亀』では、有名YouTuberの『瀬戸弘司さん』と『元カリスマブラザーズのジョージさん』が登場し、株式用語や資産運用をわかりやすく解説する動画を投稿しています。

まとめ

複数の動画コンテンツを選ぶ男性

YouTubeは世界最大の動画共有サイトです。そのため、うまくYouTubeを利用することができれば、コアなファンを作ることができます。自社の商品やサービスが認知されなくて悩んでいる方は、ぜひYouTubeで情報発信をしてみましょう。

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