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【2021最新】空撮動画におすすめ|動画制作・映像制作会社8選!

空撮の映像をテレビや動画で見るといつも素敵だと憧れるけれど、実際に制作するとなるとどのような会社に依頼し、相場はいくらくらいなのか見当がつかないという人は多いのではないでしょうか。
この記事では空撮動画とは何かから依頼しやすい動画・映像制作会社まで詳しくまとめてみました。

空撮とは?空撮の魅力について

ドローンと上空からの景色

空撮とは航空機やドローン(遠隔操作や自動制御によって飛行できる無人航空機の総称)を用いて空中から撮影をする手法のことです。また、空中から撮影した動画を「空撮動画」、画像を「空中写真」と呼びます。

ふだんでは撮影ができないような高さから街や風景が撮影できるため、近年では空撮動画は映画やドラマ・ミュージックビデオやCMの表現の1つとして用いられることが多くなりました。

空撮では主に、高度によって次のような機材が使用されています。

機材 高度 主な活用シーン
ドローン 150cm未満(それ以上は許可が必要) ・建造物、風景の撮影

・人物撮影

・プロモーションビデオ撮影

モーターパラグライダー 300m未満 ・海上の低空低速の撮影

・熱気球の撮影

・車のCM撮影

ヘリコプター 300m~1,000m ・夜景の撮影

・観光地のPR撮影

セスナ(小型飛行機) 300m~3,000m ・災害時の現地調査用の撮影

・巨大建造物の撮影

・企業のプロモーションビデオの撮影

さらに、空撮の魅力が遺憾なく発揮されている動画を3つご紹介します。

4K映像 絶景ドローン空撮「初夏のビーナスライン 霧ヶ峰高原」

ドローンがふんわりと夏の霧ヶ峰高原の空に浮き上がるシーンから始まり、周囲を興味深く見渡したり、のんびりとした速度で高原の一本道に沿うように進んだりと、空をハイキングしているかのように感じられるます。

遠景までくっきりと見えるのが、空気の澄んだ高原らしさを表現していて、さわやかな印象があります。

東京絶景空撮 Tokyo Aerial Day GH5×2

東京の空から見える景色をヘリコプターで空撮した動画ですが、車の速度に合わせた撮影や、壮大さを感じさせるBGMとの組み合わせで編集も一工夫されているのが特徴です。

東京の高層ビル群や代々木公園など、「大都会・東京」らしい映像が詰まっています。

パラオ セスナ遊覧

パラオの上空からセスナで空撮を行った遊覧飛行の動画です。青い海の色や点在する小島の様子が映えていて、地球の美しさが際立っています。

後半は自然の様子だけではなく市街地も見られますが、のんびりとした様子に心癒されます。

空撮の相場はいくら?

1万円札とグラフとペン 比較

空撮では美しく、魅力的な動画が撮影できることがわかりましたが、その費用相場はどのくらいなのでしょうか。使用する機材と相場を表でご紹介します。

機材 費用
ドローン ・15分間 約3万円~
モーターパラグライダー ・チャーター費(1時間)約50万円~

・カメラマンの人件費

・その他の諸経費

ヘリコプター ・チャーター費(1時間)約28万円~

・カメラマンの人件費

・その他の諸経費

セスナ(小型飛行機) ・チャーター費(1時間)約8万円~

・カメラマンの人件費

・その他の諸経費

チャーター費は1時間単位となっていますが、往復の時間を含むため、目的地まで時間がかかるほど、実質的な撮影時間は少なくなるという点に注意が必要です。

また、カメラマンの人件費を安く抑えたい場合は自分で撮影を行うか、クラウドソーシングサイトで募集をかけてみるとよいでしょう。

その他の諸経費は依頼する会社によって内容が異なりますが、ディレクション費用や機材費などを別料金に設定している場合があります。

どの機材を使う場合でも、事前に複数の動画・映像制作会社に問い合わせをして見積を依頼し、内容と比較検討してから決めるのが望ましいでしょう。

空撮で実績豊富な動画・映像制作会社

星5つにチェックが入った表

空撮で撮影実績が豊富な動画・映像制作会社を2社ご紹介します。

有限会社アールビット

2001年にスチールライフを中心とした広告写真制作スタジオとして設立された有限会社アールビットは、国内の大手不動産会社からの広告写真撮影依頼をきっかけに、ドローン空撮を開始しました。スタッフの方が全員現役のフォトグラファーのため、質の高い空撮動画作品を生み出すことができるのがメリットと言えるでしょう。

実績としては、テレビ番組・映画・CM・企業のPR動画・官公庁の記録動画・観光PR動画・災害調査と幅広く、誰でも一度は耳にしたことのある大企業からの依頼を数多くこなしているのが特徴です。

有限会社アールビットの数多い実績の中からいくつかをご紹介すると、NHKの「体感!グレートネイチャー」という番組からの依頼で、イランのグランドキャニオンと呼ばれる大渓谷や塩でできた山脈などのドローンによる空撮に、日本で初めて成功しています。

また、神奈川県からの依頼で、箱根火山帯に多数存在する噴気地域の中で、立ち入り禁止が続く「箱根大峡谷」のドローン空撮による火山活動調査隊の一員として活動を続けています。

有限会社アールビットが空撮で作成した動画の数々は、会社のホームページで一部を見ることが可能です。「空撮を依頼するなら、どのような動画を制作してもらえるのか内容を確認してから依頼したい」という人には、ぴったりの会社と言えるでしょう。

スタッフの中には海外生活経験者の方も含まれているので、英語対応も可能です。

株式会社ツウテック

1996年に試験営業を開始した株式会社ツウテックは、1999年の正式設立直後からテレビ番組・インフォマーシャル・企業のプロモーションビデオ・官公庁の記録映像・ライブ映像など、数々の実績を打ち立てています。

2007年には高橋愼二監督が制作したドキュメンタリー映画「破片のきらめき・心の杖として鏡として」の技術協力を行い、第14回ヴズール国際アジア映画祭・ドキュメンタリー最優秀賞を受賞しました。テレビ番組・CM・イベント用の空撮動画を数多く手がけますが、メーカーや研究機関の新たな技術開発のためのデータ収集空撮なども行っているのが特徴的です。

また、機材にもこだわって空撮を行っており、株式会社ツウテックのホームページには、撮影に使用するリモートクレーンなどの特殊機材・映像機材・照明機材・音声機材の名称や保有台数が記載されています。

「空撮を依頼するなら、どのような機材で撮影をするのか事前に知っておきたい」という人にはぴったりの会社と言えるでしょう。

空撮で集客に強い動画・映像制作会社

人がビルの中にたくさん集まっている

次に、「集客」という観点から空撮を提案してくれる動画・映像制作会社を2社ご紹介します。

株式会社 Global Japan Corporation

2011年に設立された株式会社 Global Japan Corporationは、創業以来4,000社、60業種、15,000本以上の動画制作を行っています。

同じ空撮でも、集客や成約・顧客フォロー・ブランディングなどマーケティング戦略に合わせた動画を制作できることを強みとし、専門の構成作家が企画・構成を行ったり、デザインチームがデザインを行ったりとクオリティにもこだわっています。

動画の修正は何度でも無料で行うことができるため、心から満足できる空撮動画を制作することができるでしょう。

株式会社 Global Japan Corporationでは、「1万人に見られる動画より、100人を行動させるプロモーション動画を作る」という目的をもって動画を制作してもらえるので、空撮動画で集客を考えている場合は、ホームページから相談や見積を依頼してみましょう。

株式会社エア・カメラ

株式会社エア・カメラは、ドローン空撮・360度VR撮影制作・映像制作・Webサイト・コンテンツ制作と4つの事業を行っています。

空撮では、2010年からテレビ番組・CM・ミュージックビデオ・プロモーションビデオなどの実績が多数あり、最近では新しい取り組みとして大光量のLEDライトを搭載して行う「ドローンライティング」も行っています。

「多くの人たちが楽しんで参加できるコンテンツ制作」を目標としてこれらの事業を行っているので、空撮動画制作にもマーケティングの幅広い知見からのアドバイスが期待できるでしょう。

空撮で格安な動画・映像制作会社

コストダウン ブロック つみき

最後に、格安で空撮ができる動画・映像制作会社を4つご紹介します。

株式会社アーツテック

株式会社アーツテックは「ドローン空撮業界最安値に挑戦します!」をテーマに掲げて業界の価格破壊を目指す、創業22年の動画・映像制作会社です。

株式会社アーツテックは今までに1,000社以上の取引実績がありますが、その要因のひとつとなっているのは、誰にでもわかりやすい料金形態をとっていることではないでしょうか。ドローン空撮は4種類のプランがあり、「半日飛ばし放題プラン」「1日飛ばし放題プラン」というお得なプランが設定されています。

「一度の撮影で動画素材を決めてしまうのではなく、何度も撮影した中からこだわって素材を選択したい」という人に向いているでしょう。

空画ピクチャーワークス

空画ピクチャーワークスは、建物や自然の風景の空撮を得意とする動画・映像制作会社です。

数々の実績はYouTubeチャンネル「空画PICTURE RORKS」に公開されているので、どのような動画を撮影してもらえるか、事前に確認することができます。

空撮動画制作は1時間から・低価格で、要望に応じた見積をしてもらえるので、企業だけではなく個人でも依頼しやすいでしょう。

タカノメ空撮

タカノメ空撮は、観光地・不動産・イベントなど、さまざまなジャンルの空撮を低価格で実現する動画・映像制作会社です。

土日祝日も休まず営業しているため、休日に行われるイベント時などにも依頼がしやすいです。

ドローン空撮の料金は1・3・5・8時間単位で決まっており、動画編集料金・空撮素材撮影に関しては内容によって料金が異なるため別途問い合わせが必要です。

Hi&Raw.LLC

Hi&Raw.LLCは2017年に設立され、ドローンがマルチコプターと呼ばれていた時代からその先駆性に目をつけ、社長自ら個人輸入し空撮を安価で提供し続けてきた会社です。

特にウエディングにおける空撮を得意とし、この分野ではパイオニアと言われる存在の会社だと言えるでしょう。ホテルから神社・結婚式場まで多岐に渡る実績が、その動画制作の質の高さを物語っています。

また、他社との差別化として、空撮映像のLIVE配信も別料金で行っています。参列できない方たちにも結婚式を生中継で見てもらえるというのは、新郎新婦にとっても参加者にとっても一生の思い出となるのではないでしょうか。

まとめ

雲と山と川のきれいな夕暮れの景色

空撮とはドローン・モーターパラグライダー・ヘリコプター・セスナなどを用いて行う空からの撮影のことで、映画・CM・PR動画・記録動画など、さまざまな用途で用いられていることがわかりました。

空撮を行ってくれる動画制作・映像制作会社には、それぞれが得意とするサービスや、競合他社とは異なるサービスが存在します。質の高い動画を制作するためには、各動画制作・映像制作会社の実績と他にはないサービスを比較検討し、費用対効果と併せて考えることが重要と言えます。

この記事を参考に、ぜひ自分に合った動画制作・映像制作会社を見つけ、素敵な動画を制作してみてください。

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