動画制作・編集 公開日: 2020/05/06 更新日:2024/02/02

【2024年版】動画編集を外注したい!外注のメリットや動画制作会社を選ぶポイントを詳しく解説!

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自社の製品やサービスを多くの人に知ってもらいたいと考え
動画広告を活用している企業は増加し続けています。
動画は、視覚と聴覚から情報を伝えることができ、ユーザーの記憶に残りやすいというメリットがあります。
しかし、動画制作を外注するにあたり、外注の方法や注意点がわからず
「外注したくてもできない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、動画制作を外注するメリットや注意点、動画制作会社を選ぶポイントなどを
詳しくご紹介します。 効率よく動画制作を行うために、ぜひ参考にしてみてください。

目次

動画制作の外注先は?

動画制作は、自身(自社)で制作することも可能ですが、クオリティの高い動画を制作するには一定のスキルや時間が必要となります。これらのリソースの問題などから、多くの企業で動画制作の外注が検討、依頼されています。

動画制作を外注する際の外注先は、大きく分けて「動画制作会社」への依頼と「フリーランス」への依頼の2種類です。

動画制作会社

動画制作会社は、その名のとおり動画制作を専門にしている企業のことです。

最近では、YouTubeやTikTok、InstagramといったSNS運用までワンストップで受注している動画制作会社が増加傾向にあります。多くの動画制作会社が動画の企画から請け負っているため、自社でアイデアがまとまらない場合もゼロベースで相談できる点が魅力です。

また、一口に動画制作会社と言っても、大手企業から小~中規模の企業などさまざまな企業があるため、外注する際に必要な費用も異なります。請け負う内容やジャンルも企業規模と同様でさまざまですが、大手企業は大手との取引実績や実績の件数自体が比較的多く、小~中規模の企業は得意としているジャンルがあったり価格が大手よりも安かったりと、その企業ならではのメリットを提案しているケースが多いようです。

フリーランス

フリーランスは、企業に所属せず専門的な業務を個人で受注している人のことです。動画市場の拡大に伴い、動画制作を行うフリーランスが増えているため、フリーランスを外注先とする場合でも、さまざまな経歴・実績の人の中から依頼する人を選べる環境になってきています。

動画制作会社に依頼する場合よりもコストが安いことが多く、また、フットワークが軽いフリーランスも多いため、密に連絡を取りたいといった場合にもおすすめです。

フリーランスも動画制作会社と同様、実績・経歴は人によってさまざまです。大手動画制作会社に従事し、基礎から動画制作のいろはを学んだという人もいれば、独学で見様見真似で初めてみたというほぼ未経験のような状態の人もいるため、フリーランスへ外注する際は外注先の個人がどういった人なのかをしっかりと確認する必要があります。

動画制作会社に外注するメリット・デメリット

動画制作を外注する際に外注先として、真っ先に候補に挙がるのが動画制作会社です。動画制作を専門に行っているため、安心して業務を任せられることが魅力的でしょう。そのほかにも動画制作会社に外注するメリットがあります。

外注先として動画制作会社を選ぶことのメリットと気になるデメリットについて具体的にご紹介していきます。

メリット

まず、動画制作を外注するにあたってのメリットをご紹介します。動画制作会社に外注する外注するメリットは、主に以下の5つです。

  • 最新の撮影機材や編集ソフトが揃っている
  • プロの人材が揃っている
  • 動画制作にあたる知識等が必要なく、丸投げできる
  • 自社にはない制作アイデアや経験がある
  • 社員が本業の業務に集中できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

最新の撮影機材や編集ソフトが揃っている

動画制作をする場合、撮影機材や編集ソフトが必要です。外注する場合、制作会社には数百万する機材から編集ソフトなどが揃っています。それらの機材を使って制作するため、高品質な動画を制作することができます。

内製する場合はカメラや編集ソフトなども自社で用意しなければならず、結果的に質の低い動画になってしまう可能性が高まります。最新の機材や編集ソフトを使うことで、一般の方が作ったものとうまく差別化できるわけです。

プロの人材が揃っている

最新の撮影機材や編集ソフトが揃っていたとしても、それらを扱える人材がいなければ意味がありません。制作会社には、それぞれの専門スタッフがおり、共同して動画を制作してくれます。

動画制作において、カメラマンや編集スタッフなど、複数の人材を使用します。外注する場合、制作会社側がプロの人材をすべて手配してくれるため、こちらの負担はありません。スキルのある人材を集めてくれるため、作業スピードや納期も早くなります。内製する場合、人材のスキル不足等で、制作に時間がかかりすぎてしまうこともあるため、プロの人材を集めてくれる点は大きなメリットと言えるでしょう。

動画制作にあたる知識等が必要なく、丸投げできる

内製する場合、動画制作の知識をある程度学ばなければいけません。動画制作に必要な撮影や動画編集等の知識は数日で得られるスキルではないため、それだけでかなりの時間を浪費してしまいます。また、少し動画の知識がある程度で制作してしまうと、低クオリティーの作品になってしまう可能性があります。

しかし、外注の場合は作業のすべてを制作会社に丸投げできるため、知識を入れる必要がありません。急ぎで制作したい場合やクオリティーの高い動画を制作したい場合は、外注の方が良いでしょう。

自社にはない制作アイデアや経験がある

動画には自社のPRや製品・サービスのPRなどさまざまな目的があります。動画制作するにあたり、何をPRしたいのかで動画の内容やコンセプトも変わります。内製する場合「どのような動画にしたら宣伝効果が高いのか」など、専門的なアイデアが出づらいです。

外注する場合、プロの方がこれまでの動画制作で培ってきたノウハウにより、効果的でオリジナリティーのあるアイデアを提案してくれます。結果として、内製では表現できない動画を制作することができます。

社員が本業の業務に集中できる

内製する場合、社員が業務として行うことが多いため、本業に遅れが出てしまうことがあります。

しかし、外注することで、人材を制作会社側が手配してくれるため、社員は本業に集中することができます。知識がない社員が動画制作を行う場合、時間を多く浪費してしまい、本業の業務も遅れ、生産性が悪くなってしまいます。

制作会社は、作業スピードの早い、スキルのある人材を集めてくれるため、外注する方が結果として、生産性が高くなる場合が多いです。

デメリット

それでは、動画制作会社に外注する際に気になるデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。動画制作会社に外注先するデメリットは、主に以下の3つです。

  • 動画制作にまとまった費用が必要
  • イメージと違う動画が出来上がる可能性がある
  • 依頼段階で準備が必要な場合がある

それぞれを詳しく見ていきましょう。

動画制作にまとまった費用が必要

動画制作は、多くの時間が必要、かつ専門的な知識・スキルが必要な業務です。そのため、動画制作を専門に行っている業者へ外注すると、まとまった費用が必要となるケースがほとんどです。

自社で動画制作を行っていたがリソース不足のため外注を検討しているといったようなケースの場合、必要なコストが増大したように感じるという話も耳にします。外注費が高いと感じた場合は、自社で対応する際には機材代だけでなく、人件費といった目に見えにくい費用がかかることを念頭において、外注先を慎重に選ぶように意識しましょう。

イメージと違う動画が出来上がる可能性がある

「魅力的な動画を作ってください」と動画制作を依頼したとします。この依頼の仕方で、出来上がった動画が納得のいく内容に仕上がるでしょうか。おそらく「想像していたものと違った」と感じるものが仕上がるケースが多いでしょう。

このように、動画制作会社に外注する場合、制作したい動画のイメージが正しく伝わっていないと、求めていた動画に仕上がらないことがあります。動画制作に限らずですが、外注にはこういったリスクがあるという点は念頭に置いて、外注先とは事前や途中経過の段階で入念に打ち合わせを行うよう意識しましょう。

依頼段階で準備が必要な場合がある

動画制作を依頼する際に、外注先によっては詳細な仕様書の提出が必要となる場合があります。もちろん、制作したい動画のイメージを共有するためにある程度の情報共有や素材提供は必要なため、これらも内容によっては必要不可欠な場合もあります。

依頼方法は外注先によってさまざまですが、そのどれもがクオリティの高い動画を制作するために必要不可欠なものです。動画制作を外注する場合は、外注先の依頼方法を確認し、行き違いのないように準備するように心がけましょう。

ここまで、動画制作会社に外注する際のメリット・デメリットについて解説してきました。次は、動画制作をフリーランスに外注するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

動画制作をフリーランスに外注するメリット・デメリット

動画制作会社の次に外注先として候補に挙がるのが、フリーランスへの外注でしょう。

動画制作は自宅で誰でも学ぶことができ、副業としても人気です。動画編集を独学で学んだ人や、動画制作会社から独立した人など、経歴・実績はさまざまです。そんなフリーランスへ外注する際のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

メリット

フリーランスに外注するメリットは、主に以下の2つです。

  • 比較的コストがかからない
  • 多くのフリーランスから外注先を選べる
  • 柔軟に対応してもらえることが多い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

比較的コストがかからない

フリーランスは、動画制作会社に比べて安価で依頼できるケースが多いでしょう。

フリーランスは企業と違い、動画制作以外にかかる諸経費が少ないため、受注した金額に対して利益率が高くなることがほとんどです。そのため、動画制作会社よりも安価で請け負ってくれるフリーランスが多い傾向にあります。

多くのフリーランスから外注先を選べる

クラウドソーシングサイトなどを利用することで、動画制作を請け負っているフリーランスを簡単に探すことができます。

最近では動画制作自体が人気ということもあり、案件に対して募集をかけるだけで多くのフリーランスが応募してくれるようです。フリーランスは企業という看板がなく、応募時に実績を合わせて提示してくれることも多いため、過去の実績をもとに外注先を選びやすい点もメリットの1つです。

柔軟に対応してくれることが多い

フリーランスは、フットワークが軽く、柔軟に対応してくれることが多いこともメリットの1つです。

動画制作は、打ち合わせや進捗確認、修正など、コミュニケーションを取る機会が多いため連絡を取りやすいという点もメリットとなります。とはいえ、ほかの案件の対応なども想定されるため、フリーランスへ外注をする際はあらかじめ連絡可能な時間、対応可能な時間などを確認しておくようにしましょう。

デメリット

それでは、フリーランスに外注する際に気になるデメリットはどういったものがあるのでしょうか。フリーランスに外注するデメリットは、主に以下の3つです。

  • 実績からスキルがくみ取れない場合がある
  • 契約に関する意識が低い場合がある
  • 依頼の際に決まったフォーマットがない場合がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

実績からスキルがくみ取れない場合がある

フリーランスへ動画制作を外注する際にまず気になるのが、外注先のスキルです。実績を提示してくれるとはいえ、その実績がどこまで信用できるものか判断が難しいというデメリットがあります。

動画制作は時間さえかければ、ある程度既存の動画をトレースすることも可能なため、どこまでがオリジナルでどこからがトレースか、実績を見ただけは簡単にはわかりません。フリーランスへ外注する場合は、提示された実績がその人のオリジナルかどうか、その実績に使われているスキルで希望の動画が制作可能かを判断する必要があります。

契約に関する意識が低い場合がある

企業がフリーランスへ仕事を依頼する場合、契約書を締結するケースがほとんどです。もちろん、契約書に記載されている事項はお互いに守る必要がありますが、途中で連絡が取れなくなってしまった場合、企業側が取れる方法は多くありません。

インボイス制度によってフリーランスへの外注も考え方が変わってくる可能性もありますが、現時点では外注したいフリーランスが継続して企業からの依頼実績があるか確認するなどして、リスクを軽減するよう意識しておきましょう。

依頼の際に決まったフォーマットがない場合がある

そもそもフリーランスの多くが自身のWebサイトなどを持たず、メールやSNSアカウントへのDMなどで仕事を受注しています。こういった場合、発注の方法に関して外注先のフォーマットがないことも多く、動画制作の外注に慣れていないと、どのような情報が必要かも判断が付かず、依頼から制作までに不要なコミュニケーションが増えてしまうというデメリットがあります。

もし外注先から依頼方法についてフォーマットの提示がない場合、動画制作会社の依頼フォーマットを参考に、必要な情報をこちらから送り、不足があればそのタイミングで連絡をもらえるように一筆加えておくようにしましょう。

フリーランスへの外注は、動画制作会社への外注に比べるとコストが少ないことは解説しましたが、一般的にそれぞれどの程度の費用が必要なのでしょうか。動画制作会社、フリーランス、それぞれに依頼する際の費用相場についてご紹介していきます。

動画制作を外注するときの費用相場

動画制作は、動画制作会社に外注する場合とフリーランスに外注する場合で大きく費用が異なります。そのほかにも制作したい動画のジャンルや演出、動画の長さなどによっても費用は異なるでしょう。

外注先ごとに一般的な費用相場をご紹介していきます。

動画制作会社に外注するときの費用相場

動画制作会社は、対応している範囲も広いため、必要な費用は依頼する内容や量によってさまざまです。一般的には簡単な編集のみで10,000~数十万円、数十秒程度の動画1本の制作で100,000~1,000,000円以上と大きく幅があります。

動画制作における費用の中では、制作費よりも企画にかかる費用、撮影などで必要となる人件費が大きい傾向にあります。そのため、企画や撮影を自社で行うことができれば、比較的安価で依頼できる外注先が見つかりやすいでしょう。

フリーランス

フリーランスは、個人が仕事を受注しているため、必要な費用はさまざまです。

クラウドソーシングサイトで「動画制作」と検索すると、YouTube動画のような簡単なものであれば数千円で募集されている案件も少なくありません。とはいえ、あまりに安い価格で募集してしまうと、実績やスキルの少ないフリーランスしか応募してこないということになりかねません。実績やスキルのあるフリーランスは、自身のスキルを安売りしないように金額設定をしているため、あまり安すぎる外注先を選ぶのはおすすめしません。

こちらから報酬を提案する場合は、前述の動画制作会社の費用相場に対してどの程度安く設定するか、を基準に考えるようにするとよいかもしれません。

動画制作を外注するときの流れ

動画制作を外注するメリット・デメリットについてご紹介しました。では、外注する際の実際の流れはどのようなものでしょうか。

外注する際の流れは、以下の5つのステップに分かれています。

  • 打ち合わせ
  • 企画・台本の作成
  • 撮影
  • 撮影動画の編集
  • 納品

それぞれ詳しく見ていきましょう。

打ち合わせ

まず、外注する場合はじめに打ち合わせが行われます。これから動画制作するにあたって、動画で何をPRしたいのか、コンセプトは何かなど、どのような動画を作りたいかを制作会社に伝えなければいけません。この打ち合わせで作りたいものを明確に伝えられないと、完成した動画が作りたかったものと違うなどのトラブルにも繋がってしまうため、できるだけ具体的に伝えましょう。依頼する側としては、この打ち合わせが最も重要なフェーズといえます。どのようなものが作りたいかという案を打ち合わせの前にしっかりと固めておきましょう。

また「制作費はどの程度かかるのか」なども明確にしておくことが重要です。納品後、追加料金が発生する可能性がある場合には、この打ち合わせの段階で確認しておくとトラブルを未然に防ぐことができます。

企画・台本の作成

打ち合わせで、依頼する側と制作会社側で固めたものを企画書・台本にまとめる作業です。基本的にこのフェーズは制作会社側が行うものです。

しかし、できる限りこの企画書・台本を作成する段階で互いのコンセプトのズレをなくしたいので、出来上がった企画書・台本には目を通して、訂正する部分はないかなど入念にチェックしてください。

撮影

撮影は動画の元となる素材を撮るので、重要なフェーズです。社内での撮影がない場合は、制作会社がすべて行ってくれる場合がほとんどです。

会社自体をPRしたい場合などで、社内の映像を撮りたい、社員が出演する等があれば、制作会社と撮影の日程などを決める必要があります。撮影の日程など制作会社と決める場合、後から決めると日程がうまく合わず、納期が遅れてしまうこともあるので、打ち合わせの段階でしっかりと決めておくのがよいでしょう。

撮影動画の編集

このフェーズは基本的に制作会社が行うものです。撮影した材料をもとに編集ソフトで、編集します。テロップ入れや動画のカット、修正など、動画制作で重要なフェーズです。

動画の編集次第で、完成した動画が作りたいものと全く違うものになってしまう可能性があります。編集の担当者に、どのようなものを作って欲しいかなどを最後にしっかりと伝えましょう。

納品

完成した動画を制作会社が納品します。

納品する形式にはDVDやモバイルデバイス向けなどさまざまなものがあります。複数の形式に対応してくれるので、打ち合わせの段階でしっかりと伝えておきましょう。

動画制作を外注する際の注意点

動画制作を外注する流れについて、一通り理解していただけたと思います。

ただし、外注するにあたり、メリットだけでなく、注意点も存在します。注意点は、以下の3つです。

  • 動画制作の目的やターゲットを明確にする
  • 動画制作の予算を明確に提示する
  • 打ち合わせは念入りに行う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

動画制作の目的やターゲットを明確にする

動画制作を外注する場合、制作会社がほとんどの作業を行います。そのため、動画の目的やターゲットを明確にして、打ち合わせの段階で制作会社に正確に伝えなければいけません。

自社自体をPRしたいのか、自社の商品・サービスをPRしたいのかで、撮影や編集の作業が異なってきます。まずは目的を明確にする必要があります。その後、制作した動画を若い層に見て欲しいのか、高齢者層に見て欲しいのかなど、ターゲットを明確にしましょう。

動画制作の予算を明確に提示する

動画制作を外注する際は、内製する場合に比べてコストがかかります。30秒程度の短い動画ならば数万円、1分以上となると数十万〜数百万円ほどのコストがかかるでしょう。

制作会社や制作する動画の内容などで料金が左右するので、明確な料金は調べた段階ではわかりません。そのため、打ち合わせをする段階で予算を制作会社に伝えておきましょう。「この予算内で作りたい」ということを伝えておくことで、納品時に予算オーバーして支払えないなどのトラブルを防ぐことができます。

打ち合わせは念入りに行う

外注する流れをご紹介する際も「打ち合わせは重要だ」とお伝えしました。

内製する場合と異なり、制作中に「やっぱりこうしたい」など、突然の内容変更には対応できない場合がほとんどです。そうならないためにも、打ち合わせの段階で制作会社と入念に打ち合わせすることが重要です。

動画制作会社を選ぶ際のポイント

実際に動画制作を外注したいとなった場合、どのように制作会社を選べば良いのでしょうか。制作会社を選ぶ際には、ポイントが5つあります。

  • 作りたいものを作れるか、過去の実績を調べる
  • 得意なジャンルなどで見る
  • 制作チーム・編集者で選ぶ
  • 費用が明確になるか
  • 担当者の返答が早いか

それぞれ見ていきましょう。

作りたいものを作れるか、過去の実績を調べる

制作会社に動画制作を外注する場合、その制作会社が過去にどのような動画を制作しているのかを知る必要があります。

「こんな動画が作りたい」という理想像に近い動画を過去に制作しているかは、制作会社を選ぶ上で最も重要なポイントといえるでしょう。特に、大手企業と契約して実績を残している制作会社は、信頼度の担保にもなります。動画の目的や完成図を明確にしてから、外注したい制作会社を探してみてください。

得意なジャンルなどで絞る

制作会社には「アニメーションが得意」「CG・グラフィックに強い」「映画のような撮影が得意」など、それぞれ得意なジャンルがあります。ある程度実績のある制作会社は基本的にどのような依頼でも可能ですが、料金が高いなど、コストの面で依頼しづらい場合があります。

オールジャンル得意な制作会社より、ジャンルに特化している制作会社のほうがコストを抑えることができます。そのため、何をPRしたいのか、どんな動画にしたいのかなど、ジャンルを絞って制作会社を選ぶことも重要なポイントといえるでしょう

制作チーム・編集者で選ぶ

動画制作は完成物がどのようなものになるのか、初めの段階ではわかりづらいものです。依頼する側としてはほとんどの作業を制作会社に委託するため、信頼度も制作会社を選ぶうえで重要となります。

そこで、お手本となる動画を見つけて「こんな動画を作りたい」という明確な目標物を見つけましょう。その動画を制作した制作チーム、編集者等を指定することで、より理想に近い動画を制作することができるでしょう。

費用が明確になるか

動画制作を外注する場合、内製する場合と比較してコストがかかります。そのため、制作にあたる予算をあらかじめ明確にしておくことも重要です。

制作会社によっては、動画制作にあたる費用を明確に提示してくれない場合もあります。このような制作会社は、納品した際に予算をオーバーしてしまうなど、トラブルの原因にもなるため避けた方が良いでしょう。打ち合わせの段階で予算を明確にしてくれる制作会社を選ぶこともポイントといえるでしょう。

担当者の返答が早いか

動画制作を外注する場合、担当者とのコミュニケーションがとても重要といえます。ほとんどの業務を制作会社側が行うため、しっかりとコミュニケーションが取れる担当者がいるか、制作会社を選ぶ段階で見極める必要があります。

マナーの悪い人材がいる組織には安心して業務を任せることができません。安心して外注するためにも「担当者の返答が早いか」という点も重要なポイントとなるでしょう。

まとめ

今回の記事では、動画制作を外注するメリットや注意点、動画制作会社を選ぶポイント、動画制作会社とフリーランスの違いやそれぞれの費用などをご紹介してきました。

動画制作は、外注すれば知識がなくてもクオリティーの高いものを制作可能ですが、注意点もしっかりと知っておく必要があります。実際に外注する場合、ぜひこの記事の動画制作会社を選ぶポイントを参考にしてみてください!

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