コラム

アフィリエイトマーケティング
動画マーケティング

動画アフィリエイト広告とは?仕組みや収益を上げるためのコツについて詳しく解説

アフィリエイト広告は、成果報酬型広告とも呼ばれ、多くの企業が利用しています。
5G回線の普及に伴って動画広告市場が急速に拡大したこともあり
動画形式のアフィリエイト広告が今、注目されています。
2021年に日本国内で使用されたインターネット広告費のうち動画広告が占める割合は
約23.8%で5,128億円にも上り、前年比132.8%という驚異的な成長率で市場が拡大しました。
今後さらに、インターネットにおける動画広告の割合は高くなっていくことが予想されています。
動画市場の拡大や副業アフィリエイターの増加など
さまざまな要因から注目されている動画アフィリエイト広告の仕組みや種類、
メリット・デメリットから利益を上げるためのコツまで徹底解説していきます。

アフィリエイト広告とは?

データ分析

アフィリエイト広告とは、広告主とは違うユーザーが自身のWebサイトやSNSに広告を掲載し、広告を通して得た成果に対して報酬を支払うという広告手法です。アフィリエイト広告を掲載し報酬を得る人のことを「アフィリエイター」と言います。

アフィリエイト広告は、ブログやSNSで一定のアクセス回数が見込めている場合、ある程度安定した収入が得られるストック型のビジネスとして注目されています。また、広告主にとっても一度広告出稿の手続きさえしてしまえば、広告が掲載されたWebサイトから自動で集客し続けてくれるため、多くの企業が導入している広告手法です。

アフィリエイト広告の種類は?

アフィリエイト広告は、報酬の発生条件で大きく3つの種類に分けることができます。

成果報酬型

成果報酬型とは、表示された広告をユーザーがクリック、表示されたECサイトや商品・サービスのLPから購入または契約などのアクションをした際に、広告掲載の報酬が支払われる仕組みの広告手法を指します。

報酬単価が高いことなどから、アフィリエイト広告の中でも多く利用されている広告手法で、動画アフィリエイト広告もこの成果報酬型が最も多く利用されています。

クリック報酬型

クリック報酬型はその名の通り、表示された広告をユーザーがクリックした際に、広告掲載の報酬が支払われる仕組みの広告手法を指します。

成果報酬型に比べると報酬単価は低いものの、成果報酬型よりも報酬発生のハードルが低いことから、アクセス回数が稼げる、かつ、ある程度ユーザー層が絞られるメディアで広告運用をする際に高い効果を発揮します。

インプレッション報酬型

インプレッション報酬型は、広告がユーザーに表示された際に広告掲載の報酬が支払われる仕組みの広告手法です。

アフィリエイト広告は「成果報酬型広告」と呼ばれることもあり、インプレッション報酬型の広告手法はアフィリエイト広告に含まないとする考え方もあります。実際、インプレッション報酬型の広告は、成果報酬型・クリック報酬型に比べると報酬単価も低く、アフィリエイト広告ではあまり利用されていない広告手法でもあります。

インプレッション報酬型で利益を得るためには、圧倒的な掲載数かアクセス回数が必要となるため、アフィリエイト広告の中でも成果が出るまでに時間がかかる広告手法とされています。

動画アフィリエイト広告とは?

アフィリエイトマーケティング

動画アフィリエイト広告とは、動画形式の広告をアフィリエイト広告として出稿し、集客する広告手法です。動画市場が急激に拡大したことで近年急速に注目度が増した比較的新しい広告手法といえます。

動画の広告は静止画の広告と比べてより多くの情報を消費者に伝えることができるだけでなく、動画投稿・配信プラットフォームを広告媒体にできるため効果的です。

どうして動画アフィリエイト広告が増えているの?

ネットワークとビジネスマン

ここ数年の5G回線やYouTube、TikTokといった動画配信プラットフォームの普及により、動画市場全体は急速に拡大しています。

市場拡大に伴って、動画広告を企画・編集する動画制作会社やデザイン会社、日本国内の副業奨励の流れからフリーランスで映像制作をする人など、映像制作に関わる人口がここ数年で急増しているといわれています。なかでも、動画アフィリエイト広告は、静止画よりも多くの情報を伝えることができるなどのメリットがあるため、新しい広告媒体として多くの企業に注目されています。

動画アフィリエイト広告の仕組みは?

アフィリエイトマーケティング

アフィリエイト広告の出稿では、アフィリエイターと広告主が直接広告出稿の交渉を行うことは少なく、大手アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)やGoogle AdSenseを仲介して広告出稿や報酬のやり取りを行うケースがほとんどです。

動画アフィリエイト広告でもASPを利用するという点においては、静止画のアフィリエイト広告と違いはありません。

アフィリエイト広告を出稿する流れ

以下にアフィリエイト広告を掲載する流れについて解説します。

ASPを利用する場合

ASPを利用してアフィリエイト広告を掲載する流れは以下のとおりです。

  1. 広告主がASPに広告を出稿
  2. アフィリエイターがASPに登録されている広告から掲載したい広告を選定し、申請
  3. お互いに問題がなければ広告掲載開始

上記の流れで掲載されたアフィリエイト広告に対して、クリックや挿入されたリンクから商品・サービスを購入といったアクションがされた場合、そのアクションを広告主やASPが承認することで報酬が支払われる仕組みとなっています。

Google AdSenseを利用する場合

Google AdSenseを利用してアフィリエイト広告を掲載する流れは以下のとおりです。

  1. 広告主がGoogle AdSenseに広告を出稿
  2. アフィリエイターがGoogle AdSenseに登録
  3. アフィリエイターが運営メディアにGoogle AdSenseを連携
  4. 広告掲載開始

Google AdSenseは掲載される広告がある程度自動で選定され、クリックや広告の表示回数に応じて報酬が支払われる(インプレッション型)仕組みとなっています。

また、最近ではスマートフォンに最適化されたクリック報酬型のASPも増えてきています。成果報酬型の広告をアフィリエイト広告、クリック型やインプレッション型の広告をアドセンス広告と区別するケースもありますが、近年では上記のようにクリック型に特化したASPも増えてきていることもあり、どちらもまとめてアフィリエイト広告とすることも多いようです。

今回は、両者をアフィリエイト広告として解説していきます。

動画アフィリエイト広告のメリット・デメリットは?

アフィリエイトマーケティング

動画アフィリエイト広告は、動画広告のメリットを活かしたアフィリエイト広告として多くの企業やアフィリエイターから注目されています。そんな動画アフィリエイト広告のメリット・デメリットについて、詳しく見ていきましょう。

動画アフィリエイト広告のメリット

動画アフィリエイト広告のメリットは、以下の4つです。

  1. 費用対効果の高さ
  2. 情報量の多さ
  3. 拡散力が高い
  4. LPが不要

それぞれ詳しく解説していきます。

費用対効果の高さ

メリットの1つ目は、費用対効果が高いという点です。

アフィリエイト広告の多くは、成果報酬型で報酬を支払う仕組みになっています。一般的な広告宣伝とは違い、アフィリエイト広告は掲載された広告から購入などのアクションがあった場合にのみ報酬を支払う仕組みであり、逆を言えば、アクションがなければ報酬の支払いは発生しないため、費用対効果が高いといえるでしょう。

とはいえ、広告出稿時に設定するターゲットが明確でない、もしくは商品・サービスにターゲットが合っていない場合、期待できる効果は自ずと少なくなります。高い費用対効果を発揮するためには、最適なASP選びと、細かいターゲティングが重要です。

情報量の多さ

メリットの2つ目は、情報量の多さです。

動画アフィリエイト広告は、静止画の広告と比べて、多くの情報をユーザーに伝えることが可能です。アニメーションを付けることで、ユーザーに商品・サービスのより詳細なイメージを伝えられる効果もあります。また、動画には音声やBGM、効果音なども付けられるため、視覚だけでなく聴覚を通して訴求できる点も動画アフィリエイト広告ならではの魅力の1つです。

拡散力が高い

メリットの3つ目は、拡散力が高いという点です。

動画アフィリエイト広告は、YouTubeやInstagramなどの動画配信プラットフォームを利用するケースがほとんどです。そのため、掲載している動画アフィリエイト広告が他のユーザーによって拡散されることも少なくありません。

ブログやWebサイトを利用した従来のアフィリエイト広告の場合、地道にアクセス数を稼ぐことで報酬を上げていく必要がありますが、動画アフィリエイト広告の場合は予期せぬかたちで広告が拡散され、報酬が急増する可能性を秘めています。

LPが不要

メリットの4つ目は、LPが不要であるという点です。

従来のアフィリエイト広告の場合、商品・サービスの紹介を詳細に行うためにはLPの制作が必要不可欠でしたが、動画アフィリエイト広告の場合、動画広告自体がLPの代わりとなってくれるため、場合によってはLPの制作が不要なケースもあります。動画から直接商品・サービスの購入ページへ移動する場合や、動画の概要欄などにアフィリエイトリンクを挿入することで、LPを制作せずに報酬を得ることができます。

動画広告は、慣れてしまえばLPの制作よりも短時間で効率的に制作が可能といわれています。多くの商品・サービスの広告を掲載する必要があるアフィリエイターにとって、作業効率の向上は非常に大きなメリットの1つです。

動画アフィリエイト広告のデメリット

動画アフィリエイト広告のデメリットは、以下の4つです。

  1. 動画制作の難易度が高い
  2. ユーザーの意思に反して再生されるケースもある
  3. ASPは初期費用がかかる場合がある
  4. 効果が出るまでに時間がかかる

それぞれ詳しく解説していきます。

制作の難易度が高い

デメリットの1つ目は、制作の難易度が高いという点です。

動画アフィリエイト広告は、動画形式の広告をインターネット上に掲載する広告手法です。そのため、インターネット上で不特定多数の人に閲覧されることを想定して動画広告を制作する必要があります。従来のテキストやイラスト、画像などの静止画で構成された広告物に比べると、制作の難度が高く、今まで制作していた担当者や外注先では対応できないケースがほとんどです。

基本的には専門の業者に依頼することがほとんどですが、最近では、動画広告の制作に力を入れているデザイン会社や映像制作会社も増えてきているため、コストに合った外注先を探すことは難しくないかもしれません。

ユーザーの意思に反して再生されるケースもある

デメリットの2つ目は、ユーザーの意思に反して再生されるケースもあるという点です。

動画アフィリエイト広告は多くの場合、ユーザーが求めているか否かに関わらず、表示されると自動で動画が再生されます。映像と合わせてBGMや音声も同時に再生されてしまうことで、動画広告自体に嫌悪感を抱くユーザーも一定数いると考えられています。商品・サービスの販促が目的の場合、そこまで大きなダメージはないかもしれませんが、自社のブランディングに関わるような広告宣伝の場合、ブランドイメージの低下に繋がる恐れもあります。

正しくターゲティングを行うことで、興味・関心の薄いユーザーには表示されない仕組みにはなっているため、ターゲットとなるユーザー層が広い場合でも、ある程度のターゲティングはしておくほうが無難かもしれません。

ASPは初期費用がかかる場合がある

デメリットの3つ目は、ASPは初期費用がかかる場合があるという点です。

ASPは契約時にアカウント作成料や契約手数料といった初期費用がかかる場合があります。一般的な相場としては3~5万円程度といわれているため、そこまで大きなコストとはなりませんが「とりあえず始めてみて結果次第ではすぐに撤退」ということがしにくいという点はデメリットといえます。

その他、月額費用が月3~5万円程度、成果報酬として支払う購入された商品代金や契約料の数%~数十%が一般的です。動画アフィリエイト広告にかかる費用は大きく初期費用、月額費用、成果報酬、この3つです。

効果が出るまでに時間がかかる

デメリットの4つ目は、効果が出るまで時間がかかるという点です。

動画アフィリエイト広告は、広告出稿後に直ちに効果が表れる広告手法ではありません。広告出稿から様々なアフィリエイターによってある程度の数、広告が掲載されるまでは大きな成果が望めないケースがほとんどです。そのため、動画アフィリエイト広告は、即時的な効果を求める際には不向きな広告手法といえます。

動画アフィリエイト広告で利益を上げるためのコツは?

コインとルーペ

動画アフィリエイト広告を利用して利益を上げるためのコツを3つご紹介します。

  1. ターゲットに合った広告を選定する
  2. 動画の時間を必要最小限にする
  3. 魅力的なコンテンツ

それぞれ詳しく解説していきます。

ターゲットに合った広告を選定する

アフィリエイト広告で利益を最大化するためには、WebサイトやSNSなどへのアクセス数を増やすとともに、訪れるユーザーに合った商品・サービスの広告を表示する必要があります。商品・サービスに合ったWebページを作成することも重要ですが、今まで紹介してきた商品・サービスとかけ離れたジャンルの広告を掲載していていも、高い効果は期待できません。

既に運用しているSNSやWebサイトに新しい広告を掲載する場合、運用しているメディアを閲覧しているユーザー属性に合った商品・サービスの広告を掲載することが重要です。

動画の時間を必要最小限にする

動画広告は、多くの情報を一度に視聴者に伝えられる点が魅力です。

とはいえ、視聴者が一度に受け取れる情報量には限りがあるため、必要な情報を精査して視聴者に伝える動画を制作する必要があります。長すぎる動画広告を作ってしまうと、途中で視聴者が離脱してしまい、伝えたい情報が正しく伝わらない可能性があります。

動画アフィリエイト広告では、広告出稿するメディアによって再生時間に制限が設けられていることも多いですが、必ずしもメディアの時間制限いっぱいの動画が最適というわけではありません。必要な情報を最小限の時間で表現することも動画アフィリエイト広告の重要なポイントといえます。

魅力的なコンテンツ

動画アフィリエイト広告で高い効果を発揮するためには、動画を視聴することで有益な情報が得られたり、商品・サービスの購入が視聴者の課題解決に繋がる動画広告を制作しなくてはなりません。

また、動画コンテンツを視聴するユーザーの多くは、動画の冒頭数秒で離脱してしまうという調査報告なども存在します。この離脱率を下げるために、動画広告は動画の冒頭でユーザーが抱えているであろう課題を提示、それに対して自社商品やサービスで解決する、というストーリーで作られたものが多いようです。

動画広告に限らずですが「この課題解決後の世界をユーザーが共感できるかどうか」が広告宣伝においては重要とされています。

その他、動画の冒頭にインパクトがある演出を挿入したり、ユーザーの飽きがこないように離脱率の高い再生から30秒付近でユーザーを惹きつける演出を挿入することなども魅力的な動画コンテンツを作成するためのコツの1つです。余談ですが、トップYouTuberであるHIKAKINさんの動画は、大体3秒に1回の頻度で効果音などの演出を挿入するなど、視聴者を飽きさせない工夫がされているようです。

動画アフィリエイト広告では、YouTubeのように「再生数」や「いいね」など一見してわかる指標は存在しません。そのため、動画アフィリエイト広告が魅力的なコンテンツになっているかどうかの指標として、一般的にCPAやCVをKPIとすることが良いとされています。

CV(コンバージョン数)

報酬の支払いに設定されている成果の発生した数をCV(コンバージョン数)と呼びます。成果報酬型の広告を運用する場合、報酬に直接結びつくため、重要視されることが多い数値です。

CPA (顧客獲得単価)

広告費÷CVで求められる数値をCPA(顧客獲得単価)と言い、広告表示に費用が発生する動画アフィリエイト広告を運用している際に重要視される数値です。1回のCVに対してかかった費用を表す数値のため、CPAを低くすることが費用対効果を高めることに繋がります 。

動画アフィリエイト広告で利益を上げるために意識していることは、取り扱う広告のジャンルや、そもそもアフィリエイターによってさまざまです。動画アフィリエイト広告で安定して利益を上げるためには、上記の方法に加えて、成功者の体験談などを取り入れながら常にトライ&エラーを繰り返していくことも重要です。

まとめ

パソコンとSNS

いかがだったでしょうか。今回は、稼げる広告運用として今話題の動画アフィリエイト広告について解説しました。

動画アフィリエイト広告は、企業にとっては一度広告出稿してしまえば自動で集客してくれる魅力的な広告手法です。また、アフィリエイターにとっては従来のアフィリエイト広告よりも少ない手間で報酬を得られる可能性がある点も魅力的です。多くのメリットがあり、これから益々注目されることが予想される動画アフィリエイト広告に、出稿を検討している企業や動画アフィリエイト広告の運用を検討しているアフィリエイターは、ぜひこの記事を参考に一歩踏み出してみはいかがでしょうか。

WEBでのお問い合わせはこちら