動画制作・編集

YouTubeで使用できる効果音・BGMサイト10選【無料・有料】

マイクと多数の音符
YouTube動画作りに欠かせない要素の1つといえば効果音です。
効果音は動画の内容をより引き立て、何気ないシーンも盛り上げてくれます。
本記事をお読みのみなさんも、YouTubeで使われているあの効果音を
自分も使いたいと思っていることでしょう。
しかし、気になるのはYouTubeの動画投稿者たちはどこで効果音を入手しているのかです。
そこで今回は、YouTubeで使用する効果音・BGMを入手するサイトの選び方を解説していきます。
具体的におすすめのサイトも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

YouTubeで使用する効果音・BGMサイトの選び方

音楽の編集画面

最初に、YouTubeで使用する効果音・BGMサイトの選び方を解説します。具体的な方法は以下のとおりです。

  • 動画で効果音が欲しい箇所をピックアップ
  • どんな効果音にするか考える
  • 欲しい系統の効果音が多いサイトをリサーチする
  • 著作権フリーで商用利用可能なサイトを選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

動画で効果音が欲しい箇所をピックアップ

まず、投稿する動画のどのシーンに効果音を入れるか考えましょう。効果音が必要なシーンを先に選んでおくことで、効率的にぴったりの効果音を探すことができます。
もし、まだ動画の編集をしていない場合は、編集時にここに効果音を入れるなどを決めていくといいでしょう。効果音を入れるタイミングなどは、ふだん見ている動画などが参考になるかと思います。

自分が作る動画の趣旨や理想を考えながら、効果音が必要となるシーンを選んでいきましょう。

どんな効果音にするか考える

効果音を入れるシーンが決まったら、次はどんな効果音が適しているか考えましょう。漠然と頭で考えるのではなく、紙やPCのメモ帳に書き出すのがコツです。

たとえば、企画物の動画の場合、企画の発表シーンで太鼓などの迫力のある音を入れるといった感じです。ざっくりとしたイメージでいいので、書き出してみてください。効果音を探すときに、書き出したメモを参考にすると、スムーズに目的の効果音を選ぶことができます。

ちなみに、効果音は毎回違ったものを選ぶのではなく、似たような演出であれば同じ効果音を使い回すようにしましょう。効果音があまりにバラバラだと、動画に違和感を与え、クオリティが下がる原因となります。

欲しい系統の効果音が多いサイトをリサーチする

必要な効果音のイメージが決まったら、今度はそのジャンルの効果音がたくさん用意されているサイトを調べていきましょう。基本的にブラウザでの検索で「効果音 擬音」といった感じで、効果音というワードを他の単語で絞り込むと見つかりやすいです。どうしても見つけられない場合は、次の項目で紹介するおすすめのサイトを参考にしてみてください。

著作権フリーで商用利用可能なサイトを選ぶ

いくつかサイトをピックアップしたら、そのサイトの利用規約を確認してみましょう。基本的にYouTubeでは著作権フリーの効果音・BGMを使用する必要があります。サイト内の素材は自由に使ってもいいのか、利用条件はあるのか確認してみましょう。

仮に著作権フリーではない素材を無断で使ったり、利用規約を守らなかったりすると、権利侵害として訴えられる可能性があります。事前にルールをしっかり確認することが重要です。

また、YouTubeに投稿した動画を収益化する予定であれば、商用利用可能な効果音や素材を選ぶ必要があります。著作権フリーの素材でも、なかには商用利用は不可というケースがあります。こちらも事前に利用規約を確認しておきましょう。

もし、どうしても著作権フリー・商用利用可能なサイトが見つけられない場合は、次の項目から紹介している本記事おすすめのサイトを参考にしてみてください。

【無料】おすすめ効果音・BGMサイト5選

音楽に関係するさまざまなマーク

ここからは具体的に効果音が入手できるサイトを紹介していきます。まずは無料で使えるサイトから見ていきましょう。

効果音ラボ

『効果音ラボ』は、多くの動画投稿者が愛用する無料効果音サイトです。商用利用可能で、クレジット表記やリンクの記載も不要という良心的なサイトです。無駄な手間なく効果音を使うことができます。

使用できる効果音はカテゴリ分けされており、なかでも使いやすいのは『演出・アニメ』のカテゴリです。太鼓の「ドドン」といった音や、YouTubeでは定番の男性が「オウ」と叫ぶ効果音があります。

動画の盛り上げたい部分で使うと効果的な素材が豊富です。「ピー」という自主規制音といったテレビ演出でも使われる効果音もあります。バラエティ系動画やトーク主体の動画など、幅広いジャンルで頼りになることでしょう。

また、特徴的な素材として人物の声を収録したキャラクター音声も提供されています。数は限られていますが、アニメやゲーム風の演出をより強めたいときに効果的に使えるはずです。

動画投稿者なら必ずチェックしておきたいサイトなので、ぜひ確認してみてください。

効果音辞典

効果音辞典は、先に紹介した『効果音ラボ』が監修するサイトです。『効果音ラボ』と同様、商用フリーで利用することができ、クレジット表記も必要ありません。使いやすさを実現しつつ、クオリティの高い効果音を提供することをコンセプトにしています。

効果音のジャンルは『効果音ラボ』のようにカテゴリ分けされており、種類も豊富です。とくに『戦闘』ジャンルの効果音は安っぽさがなく、シリアスな演出や迫力のあるシーンにうってつけです。ゲーム実況などのネタ演出などに多数の動画投稿者が使用しています。

気になった効果音は再生ボタン一つで聴くことができるため、イメージにあった効果音を探すのもカンタンです。気になった効果音はまとめてダウンロードしておくと、いざというときに使えることでしょう。

お手軽で高品質なサイトなので、先の『効果音ラボ』と一緒にチェックしてみることをおすすめします。

DOVA-SYNDROME

『DOVA-SYNDROME』は、圧倒的な数の著作権フリーの効果音が手に入るサイトです。公開している効果音の数はなんと1,200以上にも及びます。効果音だけではなく、フリーBGMも12,000曲以上公開されており、ボリュームは数あるサイトのなかでもトップクラスです。

また、膨大な数の効果音からイメージにあう曲にたどり着けるように、キーワード検索ができるのが特徴です。たとえば、検索窓に「和風」と入力すれば、三味線などをつかった効果音やBGMが一覧で表示されます。DLの多い順に並べ替えもできるので、人気の動画に使われやすい効果音を探しやすい特徴もあります。

かなりマニアックな効果音もあるため、独自の演出だったり、動画にオリジナリティを加えたいときにぴったりです。バラエティに富んだユニークな動画に仕上がることでしょう。

とにかく色々な効果音を探してみたい人は、ぜひ使ってみてください。

VSQ

『VSQ』は、映像制作会社が運営するフリー音源サイトです。動画のプロが監修しているため、使いやすくて品質の高い効果音が多く提供されています。公開されている効果音も1,500以上あり、どんなジャンルの動画でも使いやすいのが特徴です。

とくにテロップに使える効果音はどれもクオリティが高く、テロップの使用頻度が高いYouTubeとの相性は抜群です。聴いてみると、もしかしたらいつも見ている動画と同じ効果音が見つかるかもしれません。

また、サイト独自の効果音として『福岡市』というカテゴリがあります。『福岡市』は名前のとおり、福岡市内の環境音を録音した異色のBGMです。もちろん、福岡市以外のテーマでも使うことができます。他にも著作権が切れた海外の歌謡曲や民謡などがあり、他のサイトにはないBGMを探すならぴったりです。

高品質かつオリジナリティのある音源を探しているときに、見てみるといいでしょう。

pocket sound

『pocket sound』は、効果音とBGMを2,000以上公開しているサイトです。サイトには「ゲーム・アプリ・YouTubeなどに」との謳い文句があり、YouTube向きの音源が豊富です。どの音源も、クレジット表記・リンクの記載をすることで無料で使うことができます。

特徴的なのはボーカロイドによる歌音源があることです。普通のインストBGMでは物足りないときや、手な演出をしたいときに効果的に使うことができます。サブカル系の動画を作るときにも役立つことでしょう。

ちなみにクレジット表記などが嫌な場合は、効果音1つにつき利用料を払うかサブスクリプション契約をすることで、クレジット表記をしなくても使うことができます。

【有料】おすすめ効果音・BGMサイト5選

デニムシャツを着た人がパソコンを操作している

次に、有料で人気のある効果音・BGMサイトを紹介していきます。

Artlist

『Artlist』は、世界中のYouTuberが愛用している高品質な効果音・BGMサイトです。海外のサイトですが、サブスクリプション形式でハイセンスな音楽を自由に使うことができます。YouTubeだけではなく、プロの映像作家が作品に使ったり、TVCMなどにも使われたりしています。

残念ながら、日本語には対応していませんが、それを差し引いても使ってみたいクオリティの高さです。芸術性の高い音楽や、プロレベルのBGMが溢れているので、創作系の動画を投稿したいにおすすめといえます。

創作だけではなく、通常の動画にもOPやED用の音楽に使うと効果的です。音楽のクオリティが高いだけで、動画全体のクオリティも高く演出することができます。

気になる人は公式サイトにアクセスして、試しにいくつかの曲を聴いてみるといいでしょう。

PIXTA

『PIXTA』は、画像素材サービスとして有名なサイトです。あまり知られていませんが、画像だけではなく効果音などの音素材も提供しています。効果音は1つにつき550円、BGMは1,100円~6,600円というお手頃価格です。購入後はもちろん商用利用に使えます。

公開されている音源は多岐に渡り、擬音系の効果音や歌のBGMなど幅広い用途に使える素材ばかりです。落ち着いた雰囲気の曲が豊富にあるため、ビジネス系動画や企業のPR動画に使いやすいことでしょう。

動画投稿者だけではなく、仕事で動画制作を行っている人にも有益なサイトといえます。

PremiumBeat

『PremiumBeat』は、センスのよい洋楽を豊富に取り揃えている海外サイトです。CMなどにも起用されるハイクオリティの曲ばかりで、金額以上の満足感を得られます。

音源は1曲購入するだけで、ショートバーション・ロングバージョンといった長さの違う音源が複数手に入ります。動画制作に使いやすく、動画の尺の長さによって音源を選びたい人におすすめです。

オシャレな雰囲気の曲が多いため、動画を落ち着いた雰囲気にしたいときや、雑談動画などで重宝されています。ペットの日常を録画したアニマル動画のBGMとしても最適です。曲の雰囲気によっては、ペットのかわいらしさを格段にアップさせてくれるでしょう。

無料サイトでイメージにあったBGMが見つけられなかった人は、こちらのサイトをチェックしてみるといいでしょう。

AudioJungle

『AudioJungle』は、とにかく提供されている音源の数が多い海外サイトです。音源のクオリティは曲によって差がありますが、数が多いため、イメージにあった曲を探しやすいメリットがあります。

日本語には対応していませんが、カテゴリごとに音源を絞れば、探すのも苦になりません。なかには効果音の詰め合わせキットもあるため、複数の効果音やBGMをまとめて購入したい場合はおすすめです。

注意点としては、購入した音楽は1つの企画のみに使えるライセンス契約なことです。複数の企画に使いまわすことはできないため、事前に利用条件を確認するようにしてください。

OTO STA.

『OTO STA.』は、フリー音源・BGMを販売している国内サイトです。提供している音源は10,000曲以上で、あらゆるジャンルの音源を取り揃えています。インストからボーカル物まで網羅されているのが特徴です。

サイト内の曲は試聴することができ、試聴履歴を残すことができます。気になる曲を試聴したのにどの曲か忘れてしまったなんてときに便利です。曲のジャンルだけではなく、用途や使われている楽器によってもカテゴリ分けされているため、曲を探しやすいメリットもあります。

購入費用は効果音で550円、BGMで1,100円~3,300円とお手頃価格なのも人気の理由です。買い切りで追加費用は一切必要ないため、コスパの良い有料サイトとして使われています。

国内サイトで安定した音源サイトを探しているなら、おすすめです。

まとめ

ミニチュアのピアノと楽譜

YouTubeで使える効果音・BGMサイトを紹介しました。無料・有料問わず、どれも多くの動画投稿者に愛されている優良サイトです。

これから動画投稿を始めたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考に、イメージにぴったりの効果音やBGMを探してみてください。音にこだわることで、動画のクオリティが格段にアップし、自然と再生数も伸びていくはずです。

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