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様々な国の7人がスマホなどのコメントなどでつながっている
動画マーケティング

YouTubeのフリートークってどんな機能?視聴者と距離を縮めるメリット

身近な動画サービスの代名詞といえるYouTubeは、好きな時間に好きな動画を視聴するだけでも楽しいですが、
なかには自分で動画投稿を始めたい人もいることでしょう。
YouTubeには動画投稿とは別にさまざまな機能が用意されています。
その1つが「フリートーク」と呼ばれる機能です。
フリートーク機能は、使いこなすことができれば多くのメリットが期待できます。
本記事ではYouTubeのフリートークの使い方を詳しく解説します。
混同されやすいコミュニティ機能との違いや、フリートークとあわせて使うといいツールまでご紹介するので、
ぜひ最後まで目を通してみてください。

YouTubeで視聴者とコミュニケーションをとる方法

PCの画面上で話している2人の女性

YouTubeには様々な機能がありますが、視聴者とコミュニケーションをとる基本的な方法としてフリートーク機能と呼ばれるものがあります。フリートークを使う手順は以下のとおりです。

  1. 自分のチャンネルにログインする
  2. 左下の「設定」を押す
  3. 設定画面内の「コミュニティ」を開く
  4. デフォルト欄の「フリートーク」タブの設定を「コメントをすべて許可する」に変更する

特に難しい操作は必要ありません。上記の手順を行えば、自分のチャンネルに視聴者が自由にコメントを投稿することができます。もちろん寄せられたコメントに返信することも可能です。

注意点としては、上記の設定だと視聴者がコメントを投稿した時点ですべて公開されることです。公開されたコメントは誰もが自由に見られるため、ときには悪い評価につながるケースもあります。

もし自分の意にそぐわないコメントは公開したくないのであれば、上記手順4の設定を「不適切な可能性のあるコメントを保留して確認する」「すべてのコメントを保留して確認する」に変更してみてください。変更すると、投稿されたコメントの内容を確認してから公開か非公開を決めることができます。

一時的に視聴者からのコメントを受け付けたくない場合は、上記手順4の設定で「コメントを無効にする」を選択してください。視聴者はコメントを投稿できなくなります。

フリートークとコミュニティ機能の違い

白い6個の風船が並んでいる中に赤い風船が1つ出ている

YouTubeのフリートークとコミュニティ機能はよく混同されることがあります。基本的にはどちらも同様の機能ですが、チャンネルの登録者数によって使用可能なユーザーが異なります。

フリートーク

フリートークは、YouTubeのチャンネル登録者数1,000人以下のユーザーが使用できる機能で、登録者数が1,000人を超えるとコミュニティ機能が解放されます。

フリートークは基本的にコメントの投稿しかできませんが、コミュニティ機能では多用なオプションが備わっていて、コメント以外に画像や動画の投稿ができるほか、アンケート機能なども使えるようになります。

コミュニティ機能

コミュニティ機能は、視聴者とよりコミュニケーションを取れるほか、チャンネルの運営方針や今後の予定を告知しやすくなるのが特徴です。

YouTubeに動画を投稿するのであれば、まずは登録者数を1,000人獲得してコミュニティ機能の解放を目指しましょう。

YouTubeで視聴者とコミュニケーションをとることのメリット

4人の外国人がスマホを持ち画面を見ていて色々なアイコンが表示されている

では、実際にフリートークで視聴者とコミュニケーションをとると、どのようなメリットがあるのでしょうか。主には以下の5つのメリットが挙げられます。

  • 視聴者との距離を縮められる
  • チャンネル登録につながる
  • 検索に表示されやすくなる
  • 動画のネタとして使える
  • 人脈が広がる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

視聴者との距離を縮められる

フリートークで視聴者とコミュニケーションをとる基本的なメリットは、視聴者との距離を縮められることです。フリートークで自由にやり取りをすれば、投稿者も視聴者もお互いに身近な存在に感じられます。

たとえば、How to動画を投稿している人であれば、視聴者からの相談にのってみるといいでしょう。動画内で説明しきれなかった部分も、フリートークであれば細かに解説できます。視聴者が動画を見てどう思ったのかを知ることができる機会にもなります。

また、動画とは関係のない日常についてやり取りするのもいいでしょう。友達のような感覚でやり取りすれば、社交場としても利用できます。フランクにチャンネル運営をしたい人は、フリートークを使うことで自分の目指す方向に近づきやすくなるでしょう。

チャンネル登録につながる

視聴者との距離感を近づければ、チャンネル登録・高評価を獲得することにもつながります。YouTubeの視聴者は動画投稿者との交流を求めている人も多く、フリートークでの絡みは効果的です。

特に動画投稿をはじめたばかりであれば、自分の人となりを伝えるためにもフリートークでの交流をアピールするといいでしょう。YouTuberとしての方向性・自分のキャラクターをうまく伝えられるとファンになってくれる人が増えます。

自分の動画をより多くの人に見てもらうためには、動画の質と共に視聴者とのコミュニケーションを意識してみてください。

検索に表示されやすくなる

フリートークを利用してチャンネル登録者数・動画の高評価が増えると、YouTube内の関連動画や検索で表示されやすくなります。

2021年現在、YouTubeのアルゴリズムは高品質の動画を優先的に表示するようになっています。その目安がチャンネル登録者数や高評価の数です。

みなさんもYouTubeで好きなジャンルを検索するとき、上位に人気の動画が表示されるのを見たことがあるでしょう。反対に、投稿されたばかりの動画や視聴回数が少ない動画はなかなか表示されません。

以上の理由から、より多くの人に自分の投稿した動画を見てもらうには、フリートークなどを使って高評価を得る努力が欠かせないといえます。

動画のネタとして使える

フリートークでのやりとりは、ときに動画のネタとして使うことができます。視聴者からの質問に返答したり要望のあった企画を行ったりと、自分一人では考えられないようなネタを提供してもらえるのが魅力です。

実際に現在人気のYoutuberは、メインの動画とは別に質問に答える企画を行っていることが多いです。質問に答えると、視聴者に真剣に接していることが伝わりファンを増やすことにつながります。

また、視聴者のなかに同じように動画投稿を行っている人がいれば、コラボ企画に誘われることもあります。それぞれの視聴者にお互いの動画をアピールすることができ、効果的にチャンネル登録者数を増やすことができます。投稿している動画のネタ切れを心配している人は、フリートークを使って新たな企画を考えてみるといいでしょう。

人脈が広がる

フリートークを使うと視聴者との距離が近づくため、人脈を広げられるメリットがあります。YouTubeの視聴者は多種多様な人がいるため、なかには貴重な出会いにつながったというケースもあります。

たとえば先ほどお伝えしたように、ほかのYouTuberからコラボの誘いがくるケースです。投稿している動画の内容によっては、企業から仕事のオファーがくることもあるでしょう。自身に何か悩みがあった場合、フリートークを通じて相談することも可能です。

ふだんの生活では出会えない人たちと深くコミュニケーションを取れるのは、フリートークならではの魅力といえるでしょう。

フリートークと併せて使いたいツール

白いデスクの上にキーボードやスマホやタブレットがあり複数のアイコンが表示されている

フリートークの使い方や主なメリットを解説してきました。しかし、チャンネルをより大きくしていくにはフリートークだけでは物足りないことがあります。

そこで次に、フリートークと併用して活用したいツールをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

Twitter

最初にご紹介するのは、匿名SNSとして定番のTwitterです。短文投稿で気軽に利用できることから、すでに使っている人もいることでしょう。Twitterを使えば場所を問わず情報を発信できるため、手軽に視聴者と交流を深めることが可能です。

単純に動画の投稿日を告知したり、新たな動画の企画について意見を求めたりなど、多用な使い方ができます。フォロワーになってくれている視聴者からの反応をダイレクトに感じれるため、自分に何が求められているのかを分析しやすいツールです。

また、Twitterは情報の拡散力が強いため、投稿した動画が共有されれば一気に広まる可能性もあります。いわゆる「バズる」という現象が起きれば、一度に多くの視聴者を獲得できます。

以上のことから、YouTubeのチャンネル運営にはTwitterは必須のツールとなっています。

Instagram

投稿している動画のターゲットによっては、Instagramも選択肢に入ります。一時期「インスタ映え」という言葉が流行ったように、Instagramはオシャレな写真が多数投稿されるSNSです。オシャレな人に動画を見てもらいたいなら、Instagramは欠かせないツールといえます。

特にコスメやスタイリングなどの美容系動画のターゲットはInstagramの利用者と似ています。Instagramを経由して動画を宣伝すれば、視聴者はおのずと増えることでしょう

動画では出しきれないオフショットなどを投稿すれば、より効果的です。Instagram内でフォロワーが増えれば、企業からのオファーも来やすくなります。

YouTubeを含めネット上でセルフブランディングを考えているなら、Instgagramも併用して使うように意識してみましょう。

note

各種SNSだけではなく『note』という情報発信サービスを使うのも効果的です。noteはブログのように長文を掲載できるインターネットサービスなので、TwitterやInstagramでは発信しきれない多くの情報を届けることができます。

たとえば、特定のテーマを文章で解説するのに有効的です。動画では説明しきれない部分を文章で補足することで視聴者の満足度が高まります。ビジネスや自己啓発系のYouTuberはnoteを使って動画の補足を行うことが多いです。

また、noteの最大の特徴として情報の販売を行える機能があります。もし自分の財産ともいえる情報を公開するのであれば、販売機能を使って対価をもらってみてもいいでしょう。有料にすることで、本当に必要としている人にだけ情報を届けられるというメリットもあります。

動画とは別に、多くの情報を公開していきたいと考えている人は、ぜひnoteの活用も検討してみましょう。

Discord

投稿している動画の内容によってはDiscordも選択肢に入ります。DiscordはPC・スマートフォンで使える無料通話ソフトです。複数人で通話ができるほか、チャットで文章や画像のやり取りが行えます。視聴者とダイレクトにやり取りをするのであれば、使いやすいツールです。

ゲーム実況のようなジャンルでは、視聴者とDiscordを使って会話をしながら一緒にゲームを楽しむという企画があります。なかにはトークが面白かったり、ゲームのテクニックがすごい視聴者がおり、そのまま動画出演の常連になっていることもあります。

また、占い系のジャンルでは、視聴者からの相談を受け付けるときにDiscordが使われます。Discordは匿名で利用できるため、お互いに電話番号や本名を公開しなくても済むのです。

安心して視聴者と密なコミュニケーションを取りたいのであれば、Discordを使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

上空からの街の背景に吹き出しや人間マークのアイコンが複数ある

YouTubeのフリートークの使い方やメリットを解説してきました。

動画投稿が身近なものとなった現在、単純に動画の質を高めるだけでは視聴者は増えません。フリートークを使って視聴者との距離を縮め、そのニーズをしっかり把握する必要があります。

フリートークと併せて記事内で紹介したツールを使えば、より自分の求めるスタイルでチャンネル運営をすることも可能です。

これから動画投稿をしようと考えている人・現在投稿している動画が伸び悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考してみてください。

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