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YouTubeライブとは?ビジネスへの活用方法も紹介!

スーツ姿で動画を撮る男性
日頃YouTubeを見ていると「ライブ配信中」という赤枠の文字をよく見かけますよね。気になって見に行ったことはありませんか?筆者はネコ部屋ライブで見かけた子猫がかわいかったので、つい見に行った経験があります。こういう視聴者は多いのではないでしょうか。これはつまり、新しい視聴者を集めることができるということです。その人たちが定期的に動画を見に来るようになり、高評価してくれたりチャンネル登録してくれたりするかもしれません。
この記事では、ライブ配信を始めてみたい方のために、YouTubeライブの特徴や他のライブ配信サービスとの違い、ライブ配信方法などを紹介していきます。

YouTubeライブとは

LIVEアイコン

YouTubeライブは、リアルタイムで動画を配信するサービスです。テレビの生放送に似て、配信する側と視聴する側が「生」特有のワクワク感やドキドキ感を共有することができる人気の配信サービスです。見ているだけでなく発信する側に回りたい方に向けて話を始めます。では、最初にYouTubeライブの特徴から紹介していきますね。

YouTubeライブ4つの特徴

無料で使えるライブ配信サービス

YouTubeライブは誰でも無料で配信することができます。ライブ配信を視聴するのも無料です。スマホ1台あれば手軽にライブ配信することも、ライブを楽しむこともできるサービスなのです。ですが、配信する際1点だけ注意点があります。PCでの配信ではチャンネル登録数に関係なく配信できますが、スマホ配信の際にはチャンネル登録数1,000人以上という規定がありますので、ご注意ください。

編集しないからスキル不要

YouTubeライブは、生放送なので編集作業をしません。今までYouTubeに動画を上げるには撮った動画を編集する必要がありました。言い間違えた部分をカットしたり、テロップを付けたりBGMや効果音を入れたりと10分の動画を編集するのに、人によりますが5~6時間かかることもあります。自分で編集できないと外注することになり、余分な費用がかかってしまうため、YouTube投稿を諦めていた方にはライブ配信がおすすめです。

リアルタイムで双方向に交流できる

YouTubeライブではチャットを使って配信者と視聴者がリアルタイムに交流することができます。視聴者の質問に配信者が即座に答えるということができるので、視聴者は配信者に親近感を持ってくれます。配信者側から見ると、視聴者の意見や要望がダイレクトに伝わるので、今後配信する動画コンテンツに反映すれば視聴者を増やすことにも繋がります。また、双方向に交流しているので、視聴者が長時間滞在してくれますから、YouTubeからの評価が良くなり検索上位に表示される可能性が高まります。

ライブ動画をアーカイブで残せる

YouTubeライブには動画の保存期限がないので、アーカイブとしていつまででも残すことができます。他のライブ配信の場合は、一定の保存期間が設定されていて期限が来ると自動的に削除さるケースが多いのですが、YouTubeライブの動画にはそれがありません。評判の良かったライブ動画は、視聴者がアーカイブを見てくれるので広告収入が入り収益化ができます。

YouTubeライブと他のサービスとの違い

黒と白の鉛筆

ライブ配信できるサービスは、YouTubeライブの他にもいくつかあります。ここでは、YouTubeライブと他のライブ配信サービス5種とその違いを分かりやすく解説していきます。

ニコニコ生放送

ニコニコ生放送は、「ニコ生」の愛称で知られており、ライブ配信サービスの中で認知度がトップのサービスです。動画を見たことはなくても名前は聞いたことがあると思います。ライブ配信サービスを始めたのも早く12年も前から開始していました。

ですが、スマホ対応が遅れたためユーザー離れが進みました。2017年に再スタートしましたが、スマホ対応の他に画質や機能の改善もしています。また、ニコ生は個人利用だけでなく企業や公共放送も手掛けています。

特徴

  • コメントを利用するには視聴者もユーザー登録が必要
  • ライブ放送中の画面上にコメントが字幕のように流れる
  • 地上波テレビに替わる公共性の高い番組放送
  • 競馬・プロ野球といった生配信に適したコンテンツ配信
  • 会員をセグメントし有料・無料の使い分けができる

Instagramライブ

Instagramは個人で利用するほか、企業がフォロワーに向けてリアルタイムで情報発信するサービスとして2017年にライブ配信を開始しました。ビジネスでライブ配信サービスを利用するメリットは、リアルタイムでお客さんとコミュニケーションすることができる点です。お客さんの要望や困りごとを直接聴くことで商品開発やマーケティングに反映できれば、集客・売上アップにも繋がります。

特徴

  • ライブ配信開始通知を送信できる
  • 見逃し配信はストーリーに24時間だけ保存される
  • ライブ配信中に参加リクエストを送ればコラボ動画を配信することができる

LINE LIVE

LINEアカウントがあれば無料で配信・視聴できます。カラオケ機能を使って友人や家族とのコミュニケーションに使うこともできます。中には顔出しせずラジオ風トークを配信する副業サラリーマンなどもいます。ライブ配信で収入を得る人のことをLiver(ライバー)と言いますが、YouTuberの次はライバーの時代が来るかもしれませんね。

特徴

  • LINE LIVEを配信するとLINEポイントを集めることができ、ポイントはLINE payとして支払いに使える
  • 配信画面を加工するフィルターやスタンプが使える

Twit Casting LIVE(ツイキャス)

ツイキャスは、Twitter・Facebookとアカウント連携するのが一般的ですが、新規にツイキャスアカウントを作成することも可能です。

特徴

  • ラジオ配信:顔出ししたくない人向けの配信方法
  • コラボ配信:ゲスト7人と配信者で計8人までのコラボができる
  • プライベート配信:合言葉を知っている人だけが視聴できる閉じた配信

17 Live(イチナナライブ)

台湾発のライブ配信アプリです。全世界で4,000万人を超えるユーザーがおり、有名芸能人も利用しています。

特徴

  • 投げ銭による報酬が他のサービスより高い
  • 視聴回数に応じて報酬が発生するため副業としても成立する

ライブ配信サービスの違いをまとめましたので、参考にしてください。

見出し YouTubeライブ ニコ生 Instagramライブ LINE LIVE ツイキャス 17 Live
ユーザー登録 不要 必要 必要 必要 必要 必要
利用料 無料 有料の場合もあり 無料 無料 無料 無料
アーカイブ 無制限 期限付き ライブ終了後24時間 期限付き 無制限 無料
コラボ配信 ゲスト7人まで可能 5人まで可能 不明

YouTubeライブの注意点

ビックリマーク

YouTubeライブを始めるに当たって注意していただきたいことが5点あります。これらをクリアしておかないとライブ配信ができなくなる場合もありますので、必ずチェックしてください。

YouTubeアカウントの確認

YouTubeチャンネルをまだ作成していない場合は、チャンネル登録から始めます。YouTube Studioからチャンネルを登録し、アカウント認証します。アカウント認証ができていないとライブ配信はできませんのでご注意ください。

コミュニティガイドラインの確認

コミュニティガイドラインとは、YouTubeの動画内で表現することが禁止されている規約です。ライブ配信に限らず、投稿されている動画に対するコメントも含めて、やってはいけないことが定められています。この規約に違反するとアカウントが削除される可能性がありますので、配信する前に読んでおきましょう。

モバイル端末からのライブ配信はチャンネル登録数を確認

Webカメラやエンコーダを使ってPCから配信する場合には、チャンネル登録数の制限はないのですが、モバイル端末からの配信では登録人数が1,000人以上という規定があります。YouTubeチャンネルを登録して間もない場合は、PCからの配信を選択しましょう。ライブ配信の閲覧者が多ければ、そこからチャンネル登録者が増える可能性があります。

配信前の事前準備をする

ライブ配信は生放送なので、入念に事前準備をしておかないと緊張して本番でパニックになってしまうことがあります。当日の進行表や話す内容を事前に整理しておくと、途中で話が違う方向に逸れてしまった時に焦らず本筋に戻すことができます。話す項目を箇条書きにしておくだけでも、言いたいことを忘れてしまうという痛恨のミスを防ぐことができます。

配信する場所の確認

YouTubeライブに限りませんが、動画には背景が映り込んでいます。部屋の中から配信する場合でも、屋外で配信する場合でも背景や周りの音声には気を配る必要があります。部屋の場合、配信中には家族が映らないよう協力してもらわなければいけませんし、外の雑音にも注意が必要です。屋外から配信する場合に一番注意すべきことは、他人の顔が映り込まないようにすることです。映ってしまうと肖像権の問題に発展してしまいますので、要注意です。なるべく人がいない場所で配信するのが安全です。

YouTubeライブをビジネスに活用するには?

スマートフォンを使うビジネスマン

ライブ配信は個人がエンタメとして利用するサービスという印象が強かったのですが、今年のコロナ禍以降ビジネスにライブ配信を利用する企業が出てきました。テレワークが定着し、消費者が家にいる時間が長くなったため、オンラインで買い物をする機会が増えたり、動画を見る時間が増えたりと生活様式が変わってきました。それに伴ってマーケティング方法も変化しています。

商品紹介をするライブ動画では、実際に商品を使いながら説明するので分かりやすいです。また、視聴者はチャットで質問することができます。配信はその質問にすぐ対応することができるので、双方向のコミュニケーションツールとして最適です。自社商品に興味を持ってもらう手段としてライブ配信を使っている企業もあります。NIKE JAPANでは、「NTCライブ」というワークアウトの動画をYouTubeライブで毎週配信しています。このライブ動画では、ナイキ所属のトレーナーがワークアウトのポイント解説をしながらポーズをとります。そのトレーナーが身に付けているウェアは自社商品で「NIKE」のロゴが入っています。毎週登場する度にウェアが変わりますので、自然と興味を持ってしまいますね。

その他にライブ配信の活用方法としてあげられるのは、セミナーや会社説明会です。新型コロナの影響で会場に集まることができないため、オンラインで実施することになります。セミナー配信者がYouTubeライブで配信し受講者が自宅で講義を聴きながら、双方で質疑応答が交わされるという使い方です。今後こういう受講スタイルが一般的になるかも知れません。

YouTubeライブの配信方法

webカメラを使う女性

ここではYouTubeライブを配信する手順についてお伝えします。YouTubeライブの配信方法は3種類あります。Webカメラを使う方法・モバイル端末を使う方法・エンコーダを使う方法です。それぞれの配信方法について解説します。

Webカメラを使う方法

Webカメラで配信する場合は、PCのブラウザからライブ配信することができるので簡単なのですが、「OBS STUDIO」という配信ソフトなどを使って配信することが一般的です。こちらは別途ダウンロードする必要があります。

  1. チャンネルのライブ配信が「有効」となっていることを確認
  2. 「OBS STUDIO」を公式ページよりダウンロードする。
  3. 「OBS STUDIO」の設定

    • サービス:YouTube / YouTube Gaming
    • サーバー:「Primary YouTube ingest server
    • ストリームキー:YouTube Studioに記載
    • にそれぞれ設定する

  4. YouTubeライブを「非公開」にしてリハーサル→映像確認
  5. 本番配信

モバイル端末を使う方法

モバイル端末を使ってのライブ配信はとても簡単です。まず、YouTubeアプリが最新であることを確認してください。次に右上にある「ライブ配信開始」ボタンをタップするだけで配信が始まります。こんなに簡単にライブ配信できるのですが、チャンネル登録者数1,000人にならないと利用できないのでご注意ください。

エンコーダを使う方法

エンコーダはPCに付属されたWebカメラを使わず、外部接続したカメラやマイクを使って配信する方法です。複数のカメラや音声マイクを使って、より高度な撮影を配信したい場合などは、こちらの方法が適切です。

こちらの方法も、Webカメラで使ったのと同様、OBS Studio(Open Broadcaster Software)(https://obsproject.com/)などのエンコーダソフトが別途必要です。複雑になるのでここでは割愛しますが、設定を適切に行うことが必要で、初心者には少しハードルが上がる方法と言えるでしょう。

まとめ

動画を撮る女性

今注目を集めているYouTubeライブについて解説してきましたが、いかがでしたか?この記事で述べてきた内容を簡単にまとめておきます。

YouTubeライブは

  • 誰でも無料でライブ配信できるサービス
  • 配信後も無期限でアーカイブできる
  • 視聴者と配信者が双方向にコミュニケーションできる
  • YouTubeライブを配信する時にはコミュニティガイドラインの確認が必須
  • YouTubeライブを配信するにはアカウント確認が必須
  • セミナーや企業説明会・商品紹介などのビジネスに活用できる
  • 配信方法にはWebカメラ・モバイル端末・エンコーダによる配信がある

今後もオンラインでのコミュニケーションが、ますます拡大していくことが予想されます。ビジネスにおいてもマーケティングの手法として、YouTubeライブが一般的になる日もそう遠くないのではないでしょうか。

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